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【悩み解決!】初フル出場3週間後に、またフルマラソンに出るのは無謀?

2017年3月01日

2日前に初めてのフルマラソンを完走。そして3週間後に次のフルマラソンにエントリーしています。個人差があるとは思いますが、3週間の間隔で2回のフルマラソンは初心者にとって無謀でしょうか? やめるべきかどうか悩んでいます。現在、太ももやふくらはぎが筋肉痛ですが、週末に軽いジョグくらいは可能かなと自己判断していますが。(Samさん・男性)

以前出場した大会で、1ヵ月以内にフルマラソンを走った方は要注意、と資料に記されていました。少なくとも出走の見極めは慎重に行うべきです。

私の経験ですが、フル完走1ヵ月後くらいだと、ちょっと走っただけでヒザや足首に違和感がありました。筋肉は大丈夫でも、関節や腱にダメージが残るようです。やはり、次のレース前に、一度は少し長めに走り、関節や腱の状態を確認したほうが良いのではないでしょうか。あるいは逆に、練習そっちのけで徹底的に休養&回復に専念するほうが現実的かもしれません。決して無理なく、楽しく出走&完走できると良いですね。

初フルマラソン後の高揚感はかなりのものですよね。でも体力的にはかなりのダメージがあったのではないでしょうか。リカバリー期間を設けなければいけないことは自明の理ですが、要は気持ちよく走れるかどうかです。

私の場合、フルマラソンから2週間で大会に出ていますが、秋の紅葉を見ながら走るなど、楽しみながら気分良く走っています。フルマラソンに出ても筋肉痛に悩まされるのは翌日まで、2週間後の大会参加に支障はありません。もっとも、これは5時間ランナーの私だからかもしれません。

エントリー代がもったいないですし、全力で走らなくとも、マラニックのつもりで各エイドステーションを堪能しながらのんびり走ってはいかがでしょうか。宿泊代や交通費を考えると悩みますが、私なら大会直前の体調を見て判断します。

私も3週間後のフルマラソンを走ったことがありますが、2回とも問題なく走れました。この間の調整としては、まず回復系のサプリメントをほぼ毎日1本飲みました。ジョグは軽めで、筋力を落とさない程度です。その3週間での走行距離は85kmほどでした。ご参考までに、レース間隔の私なりの基準は、以下の通りです。

・10km→10km、10km→ハーフなら1週間
・ハーフ→ハーフ、ハーフ→フルなら2週間
・フル→フルなら3週間

結論から申しますと、問題ないです。次のレースで、もしすごくつらければリタイヤすればいいのです。悔しい思いをしてもいいでしょう。必ず身になるものはありますから、自信を持って臨んでください。

ただ、週末まで身体を遊ばせてはなりません。すぐにでも45分程度のバイクこぎなどの軽い有酸素運動をして、筋肉中の乳酸を取り除いてください。早く疲労状態から抜け出せます。

ロードはまだ避け、バイクやトレッドミルがおススメです。筋肉はリカバリーできても靭帯や腱など関節周辺の軟部組織は相当なダメージを受けていますので、ロードトレーニングは関節に負担が強いかもしれません。そのようなトレーニングはもう少し身体が回復できてからでもいいと思います。

可能な範囲だと思います。私は今シーズンに4つのフルマラソンと4つのハーフマラソンを予定していますが、フルとフルの間隔が短いもので2週間、ハーフとフルでは1週間というものがあります。このような場合には、両方でベストを出そうと思ってはおりません。一方を調整用と位置づけ、後のレースのシミュレーションに使うか、後のほうをファンランにする計画でいます。

個人差を無視した一般論では、筋肉や腱・筋は10日程度で復活します。早めに軽くジョグしたほうが、回復が早いです。さらに鶏肉のささみが筋肉再生に有効です。

その一方で内臓のダメージは無視されがちです。ただ2週間程度で戻るような気がします。
暴飲暴食を避け、疲労回復にベストな鶏のむね肉か、回遊魚(マグロなど)の摂取を。1日中羽ばたいても、泳いでも疲れない鳥と魚。これはその筋肉に疲労回復の機能が備わっているからです。

そういったことにケアできれば中3週間は問題ありません。私も2週間隔でエントリーした際、後で出たレースのほうが速かったほどです。

とりあえず走り、行けるところまで行ってみるというのがいいかと思います。エイド付きの長距離練習だと思ってもいいですし、調子がよかったら記録狙いにするのもいい。臨機応変に考えてみてはいかがでしょう?

どのくらいの間隔でレースに出るかというのは、本当に個人差があります。毎週フルを走っている仲間もいます。私も月に2回のフル、その間にハーフを1回入れてますが、ひとりではなかなかできない長距離練習のつもりでエントリーしている大会もあります。

何回かレースに出ると、自分のエントリーする頻度も何となく分かってきます。それまでは試行錯誤、という感じですね。

私も2週間隔でフルマラソンに2度出場予定です。本当の意味での回復としては、最低でも1ヵ月、コンディションを整えるというレベルだとさらに2ヵ月は必要だと思います。ただ、どこまでタイムを求めた走りをするかにもよりますね。初マラソンでどこかが痛くて歩けないぐらいのダメージがあったのならともかく、週末にはジョグできるレベルなら、のんびり観光する目的で走るのもいいかと。でも、思った以上にダメージは大きいのでくれぐれも無理はしないでください。

決して無理・無謀だとは思いません。私も昨年秋は2週に1回のペースでフルマラソンに出場しました。ふだんの練習は、日曜日に20~40kmのLSDばかりしています。むしろ毎週ハーフかフルの大会に参加して、練習のつもりで景色を楽しみながら走るという感じです。

3週間に2度、40kmのLSDをすると思えばどうでしょうか? 少しでも心配があるのなら、練習の延長で、記録狙いは捨ててのんびり楽しむ。きっとまた、次の大会に出たくなりますよ。

完走後のコンディションが筋肉痛のみの状況であれば、かえって次のレースへの良い負荷・刺激になったのではないかと思います。3週の間に、どんなトレーニングメニューを組むかが大事です。たとえば次のような考えで取り組んでみてはどうでしょうか。コンディションに問題がなく、「走りたい!」という気持ちがあればOKだと思います。

・初フルマラソンを走る
・レース後1週目…軽めのジョグでリカバリーを図る
・レース後2週目…少し練習の強度を上げ、走力を維持する意識をもつ
・レース後3週目…次のレースに向けて再び練習の強度を下げ、疲労を抜いていく
・次のフルマラソンを走る


フルマラソン後は、2~3日はストレッチのみにし、徐々にジョグ等の軽めの練習程度で大丈夫だと思います。大会まで3週間あれば体力も回復しているのではないでしょうか? 

私の場合フルマラソンの3週間前に30km走、2週間前にハーフなどのレース(なければ20kmのレースペース走)、1週間前に10kmのレースペース走で刺激を入れ、1週間きったら最長でも30分のジョグまでにして疲れを残さないように本番に臨んでいます。

次のレースから逆算すると、初フルマラソンが40kmのレースペース走だったと思ってスケジュールを立ててみたらいかがでしょうか? レースまでに脚の痛みが残っていれば別ですが、きっと初フル以上に走れると思いますよ。

フルマラソンの後は、筋肉だけでなく内臓にもダメージがきます。たとえ筋肉痛がなくなっても、肝臓機能を表すGDPは元に戻るまで1カ月くらいかかると言われています。ですので、最低でもフルマラソンの出場は1カ月以上開けておくことを勧めます。

 レースに出場し始めると、Samさんのようにその出場間隔の疑問にぶつかる人は多いはず。初フル後のダメージが筋肉痛程度なら、と出場を後押ししてくれる意見や練習メニューの提案が多数ありました。高頻度で出場している先輩ランナーからは、調整やファンランとしての出場など、べストを狙うだけがレースの楽しみ方じゃない、というアドバイスも。身体の声をしっかり聞きながら、実のあるレースにしたいですね!





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