ランナーズ2009年4月号

みなさんは疲労物質と聞いて真っ先に思い浮かべるのは何ですか？　「乳酸」という方が多いのではないでしょうか？　かくいう私もその1人。失速したレース後など「乳酸が溜まって身体が動かなかったよ」なんてことを口にしていましたが、今回の特集で話を聞いた東京大学身体運動科学研究室の八田先生によると、快走できたときの方がゴール後の乳酸値は高いそう。えっ、なぜ？　答えは乳酸は疲労物質ではないから（詳しくは誌面を読んでください）。他にも目からウロコのトレーニングの新常識を紹介しています。 （ランナーズ編集部・高瀬晋治）

今、はいているシューズに満足していますか？「これこそ自分に最適なシューズだ！」という確信はありますか？「これだっ！」というシューズにたどり着く唯一の方法は、自分の足で多くのシューズを試すことですが、それでも近道はあるはず。遠回りせずに、最適な一足にたどり着くコツをお教えします。8メーカー、26足のシューズを有名スポーツショップの店員によるコメントとともに掲載しました。春のフルマラソンデビューはこの１足で決まりです！ （ランナーズ編集部・大信正紀）

東京マラソンまであとわずか。気持ちが高ぶり始めると同時に、記録を狙う人には勝負の1カ月ともいえますが、過去2回の大会を振り返ると、後半に失速するランナーが続出しています。そこで、「タイムにこだわりを持って走る」という角度から東京マラソンを分析。東京マラソン仕様の身体を作るトレーニングと大会会場での注意ポイントを紹介します。 （ランナーズ編集部・黒崎悠）