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【マラソンYouTuberこわだ君が行く世界のレース】優勝賞金2000万円!? ドバイマラソンに参加したら…!

2025年1月31日


神奈川大学時代に箱根駅伝に出場経験のある、マラソンYouTuberこわだ君が世界各国のマラソン大会に出場し、その様子をレポートする連載がスタート。第1回は2025年1月12日(日)に、ドバイで行われたドバイマラソンに参加しました。


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みなさんこんにちは! マラソンYouTuberのこわだ君です。
私は結果重視の大学時代を経て、もっと楽しくいろいろなランニングの世界を知りたいと思い、自由にランニングを楽しむYouTubeチャンネルを開設。 その時に『シックスメジャーズマラソン』を知りました。

初の海外レースであるロンドンマラソンでは、仮装などタイムに拘らず楽しむ外国人ランナーに衝撃を受け(3人で大きな王冠の中に入って二人三脚ならぬ三人四脚のように走る姿は度肝を抜かれました笑)、世界のランニングはもっと広いんだと気付かされました。

そこから無事シックスメジャーズを制覇し、更にいろいろなランニングの世界を知りたいと、面白そうな海外レースにどんどん出場し、発信したいと思いました。この記事やYouTubeをご覧いただき、ぜひランニングをリバティーに楽しんでいただければと思います!


①優勝賞金2000万!? トップ選手がドバイに集まる

ドバイマラソンは優勝賞金が日本円で約2000万円とも言われています。コースはフラットで走りやすく、世界中からトップ選手が集まります。特に目立つのがエチオピア勢!
今年の男子優勝は2時間4分51秒のブテ・ゲメチュ選手、女子はべダトゥ・ヒルパ選手がラスト100mでトップに立ち、2時間18分27秒といずれも日本記録より速いタイムで優勝しました。

エリート選手のスタートは午前6時、一般ランナーは7時と1時間の違いがありますが、マラソンコースは一部周回コースのため、トップ選手とのすれ違いも! 世界トップクラスの走りを一瞬ですが、見ることができました。

これが2時間4分の走り。一瞬でした。

これが2時間4分の走り。一瞬でした。


②超フラットなコース

実際にフルマラソンを走ったところ、コースは本当にフラット。残念ながら東京マラソンのような都市の中を走るわけではないので高層ビル群を走るわけではありませんが、郊外の海沿いのまっすぐな道を走るので、年始のフルマラソンでタイムを狙うには最適です。私は2時間32分56秒のシーズンベストで走ることができました。

ドバイの高層ビルと朝焼けは絶景でした。

ドバイの高層ビルと朝焼けは絶景でした。

公式のエイドに補給食はないものの3kmごとに給水、そして私設エイドではデーツやバナナなどがありました。レース前のトイレが仮設ではなく小屋のような箱形で水洗だったり、エキスポ代わりに各社のブースがレース後に楽しめたりと、個人的におもてなし十分な大会でした。


③ドバイマラソンの醍醐味

マラソン中は景色を楽しむコースではありませんでしたが、一番の思い出はドバイ観光です。というのも、世界一高いビリ、ブルジュ・ハリファ(829.8m)をはじめ、都市の発展がすごく、度肝を抜かれます。ここ20年くらいで発展した街ということで、道や建物が綺麗で、まだまだ日本人も少なく、観光客が過ごしやすい街でした。


④アディダスの最新シューズも!

ちなみにドバイマラソンのメインスポンサーはアディダスだったのですが、エキスポが超大きなドバイモールのアディダスショップで行われます。
そのアディダスショップになんと、日本で即完だったアディオスプロ4の最新カラーが何足も販売されていました。
価格は残念ながらドバイ価格でしたが(約6万円)、このシューズを私のインスタグラムで紹介したところ、海外のシューズコレクターからも「こんなシューズは見たことない!ぜひ自分のSNSでも紹介させて欲しい」とすぐに連絡が来たほど。


⑤まとめ

今まさに都市が発展し続けているドバイは見どころがたっぷりでした。数年後に行くとまた違う景色が見られるかもしれません。最後に注意点として、前述のようにマラソンは朝7時スタートなのですが、気温12℃ほどからどんどん上昇し、ゴールする頃には25℃近くなります。暑さに弱い方は早めにゴールするか、10kmの部に出場することをお勧めします。それでは、また次回お会いしましょう!



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特別寄稿
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90歳を過ぎてもフルマラソンを走り続ける活力の源を探りに、編集部が北畑さんのある一日に密着しました。



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