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アドバイスに従ったら「トイレの困った、解決しました!」

2024年12月09日

イラスト/田川博之

イラスト/田川博之


ランナーズ1月号に掲載した「フルマラソン レース中の困ったを解決」特集で、「レース中尿意を我慢できず必ずトイレに行ってしまう」という悩みを原田拓コーチに相談した関口篤史さん(50歳)が、「12月1日の湘南国際マラソンで一度もトイレに行かず走り切れました!」と編集部に報告してくれました。


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「レース当日、頻繁に尿意を感じ、スタート前から頭の中はトイレの心配ばかり。スタート前に済ませても、レース中必ず1~2回はトイレに行ってしまいます。ギリギリサブスリーなので、トイレロスは切実な問題。解決したいです」と相談した関口さんに対し原田コーチは、「“トイレアンテナ” の感度が高くなっていないか」「体内の水分は思っている以上に蓄えられており、レース前、余分に水分をとっている可能性がある」と解決法をアドバイスしました。

原田コーチの理論はこちら
トイレ、脚つり、腹痛 フルマラソンの「3大困った」を解決します

「実は練習の30km走でも、途中でトイレに行く」という関口さんは、まず湘南国際マラソン2週間前の30km走練習会で原田コーチのアドバイスを実践してみたといいます。
「『実は水分は食事からも十分とれている。水分は足りなければ給水で補えばいい』というアドバイスに従い、いつもより練習前とる水分を控えめにし、足りなければ途中で補給すればいい、と考えスタートしました。すると途中、一度も尿意を感じることなく、トイレに行かずに30km走を予定通りのキロ4分15秒ペースで完走できました。これまでは途中でトイレに行くと集団から離れてしまい、その後は単独走になってペースも乱れてしまっていたのですが、走りに集中できて良い30km走ができたことも、本番への自信になりました」

いつもレース当日の朝は多めにスポーツドリンクをとっていた関口さんですが、原田コーチのアドバイスに従い、12月1日の湘南国際マラソン当日は普段と同じ量にとどめ「足りなければ給水で補えばいい」と考えてスタート。レース中に尿意を感じることはなく、一度もトイレに行かず、2時間58分42秒でゴールしました。
「35km以降、脚が動かなくなり自己ベストには20秒くらい届きませんでしたが、それでもサブスリーできたのは、トイレに行かずに済んだおかげだと思います。年齢的にトイレの悩みを解決するのはもう無理かと思っていましたが、原田コーチのアドバイスのお陰で解決できて良かったです」


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発売中のランナーズ1月号では、多くのランナーが経験するレース中の「頻繁にトイレに行きたくなる」「脚つり・痙攣」「腹部の痛み」の「3大困った」について、コーチや専門家が解決法を指南しています。「困った」を抱えている皆さん、ぜひ参考にしてみてください。



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解決します!
「どうしても、サブフォーができない」

2023年度の全日本マラソンランキングでは、サブフォーランナーは全完走者のうち27.4%にあたる8万6815人。ジョギングだけで達成してしまう人がいる一方、ロング走やスピード練習をして走り込んでいるのに、届かないランナーもいます。そんな「努力しているのにサブフォーができないランナー」がどうすれば4時間を切ることができるのかを、専門家やコーチの協力のもと解決します。

特別寄稿
マラソンの「30kmの壁」の正体 「エネルギー枯渇説」よりも「脳がかけるブレーキ説」

フルマラソンを走るランナーであればほとんど誰もが聞いたことのある言葉であろう『30kmの壁』について、内科医でサブスリーランナーの北原拓也先生がYahoo!ニュースでそのメカニズムをまとめた記事を発表し、大きな反響がありました。それを受け、本誌では北原先生にさらに詳しく加筆をしていただいた記事を掲載します。

走って輝く人生100年時代
91歳の現役ランナーが語る「マラソンは究極の人生の目的」

2023年度全日本マラソンランキングの最高齢ランナーである北畑耕一さん(91歳)は伊藤忠商事を経て外資系日本法人の代表を歴任、退職後に74歳で走り始め、これまでにフルマラソンを32回完走。2024年は国内外で3つのフルマラソンを完走しました。
90歳を過ぎてもフルマラソンを走り続ける活力の源を探りに、編集部が北畑さんのある一日に密着しました。



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