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スーツや革靴を背負ったまま5kmを15分20秒で走破 「日本最速( !? )通勤ランナー」登場!

2023年3月31日

約5kgのリュックを背負って「キロ3分」で走ります(写真/軍記ひろし)

約5kgのリュックを背負って「キロ3分」で走ります(写真/軍記ひろし)


地域によっては桜も開花し、薄着で走れる季節になりました。
明日から4月となり、職場の異動などで新生活が始まると言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、時短トレにもなる通勤ラン。
現在発売中のランナーズ5月号では高速通勤ランでハーフマラソン1時間3分まで記録を伸ばした驚きのランナー松井俊介さん(31歳・埼玉)を紹介しています。
「スピードを上げて走ることでより多くの効果が得られる」という松井さん。
今回は、読売新聞編集委員の近藤記者が取材した記事の一部を紹介します。


ほぼ「通勤ランだけ」で5km〜フルまでベストを更新

松井さんが通勤ランを始めたのは2020年秋。その年の春に結婚し、さいたま市大宮区へと引っ越したのがキッカケだった。それまでは出勤前に10kmほど走っていたが、寝坊してサボることもあり、「だったら駅まで走ってみるか」と、約5.5kmと手頃な距離のある大宮駅まで走ってみることにした。

出発は毎朝7時半ごろ。30リットルの大きなオレンジのリュックにスーツなどを詰め込むと、約4~5kgの重さとなる。それを背負い、走り出したら一気にスピードを上げる。
いきなりキロ4分を切るのは当たり前。ゆっくりでも5km18分半ほどで、軽くペースを上げれば16分台。全力は15分20秒もマークした。その際、氷川神社の参道を抜けるラスト1kmは、2分39秒まで上がったという。駅についたら、トイレで着替え、都内の鶯谷駅近くの会社でシャワーを浴びる。

重いリュックを背に、自転車以上の猛スピードで走っていれば近所でも知られた存在になる。通学中の小学生に「うわっ、はやっ!」と驚かれるのは当たり前。「メチャクチャ速いですね」と信号待ちのオジサンに話しかけられ、ある大会では「通勤ランしている人ですか」と、聞かれたこともあるという。
「自分でも面白くなっちゃって。高校生にあだ名をつけられたり、名物おじさんになっているかもしれません。朝は早起きしなくていいし、夕方は早く家に帰ろうと自然にスピードが上がる。楽しくて楽でいいですよ」
そんな通勤ランを続けていると、記録も伸びてきた。

2021年11月に5000mで15秒以上自己記録を伸ばす14分12秒をマーク。1万mでも29分24秒のベストを出した。
2022年には、3月の東京マラソンで自己記録を更新する2時間18分41秒で準エリートの部優勝。
11月の上尾ハーフでも1時間3分36秒の自己新と快進撃が続いた。


文/近藤雄二
(読売新聞編集委員)


スーツや革靴も入るリュックの重さは約5kg


現在発売中のランナーズ5月号では、他に松井さんが語る通勤ランの3つのメリットも掲載。
またステップスポーツ従業員のMCヒロセさんが紹介する通勤ランで使用するグッズのポイントや走り方のアドバイスを掲載しています。


通勤ランの様子は動画でも紹介!






ランナーズ6月号 4月22日発売!


ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
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