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RUNNERS ONLINE元リクルート同僚対談・金哲彦&柳秀雄(2)「やれない理由を言うな やれる方法を考えろ」
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ランナーズ+inチーム「サブスリーの会」の柳秀雄コーチ(55歳)は元リクルートのアメフト選手。約30年前の会社同僚、金哲彦さん(57歳)と対談しました。柳コーチは当時の社風がサブスリー達成につながったといいます。ランナーズonlineでは対談を2回に渡ってご紹介します。
フルマラソンを走るのは最高のトレーニング
柳 金さんはトレーニングの位置付けとして、フルマラソンを何度も走る、と聞いています。
金 僕の場合はゲストランナーが仕事ということもあるけど、51歳でサブスリーをした時は9月のオホーツク網走マラソンで前半のハーフを全力、後半のハーフをジョギングで完走したことが結果として、良いトレーニングになった部分はある。
柳 僕は練習として、あえて条件の厳しいレースを走ることが多いです。以前、富士山マラソンに出た時は、20km付近の急坂で意図的にペースアップ。その後は疲労で大変なことになりましたが、これでメンタルも身体も鍛えられたと自負しているんです。
金 なるほど。ところで、柳はサブスリーを目指すランナーの指導をする過程でどんなことを感じているの?
柳 走ることが好きな人が多く、毎日頑張ってしまう傾向がありますね。追い込む日と休む日のメリハリが大切だと思います。月間走行距離にとらわれすぎないようにしてほしいと思っています。
金 それは同感。
柳 やはり練習に目的意識を持つことが大切ですよね。だからこそ、「プロジェクト」として長期的なトレーニングを積むべきだな、と。弓削田さんが「生活の全てをランニングに捧げているか」と言っていましたけど、50~60代になってからサブスリーをするには、それぐらいの気持ちを維持することが必要なのではないでしょうか。
金 そういう面では数カ月かけて柳のトレーニング方法が伝授される「ランナーズ+in チーム」はまさに「プロジェクト」。元アメフト有名選手のトレーニングはきつそうだけど(笑)。
金哲彦:
プロランニングコーチ。早稲田大学卒業後、リクルートに入社し、陸上部を立ち上げた。現役引退後は同社陸上部のコーチ、監督を経て2001年にNPO法人に日本ランナーズを創設した。
柳秀雄:
柳鍼灸院経営。神戸大学卒業後、リクルートに入社。創部1年目のアメフト部に入部。引退後はコーチとしてチームを日本一に導く。2019年に本誌で「柳サブスリー道場」を連載した。
金哲彦さんと柳秀雄コーチの対談は10月21日発売のランナーズ12月号に掲載しています。
ランナーズ5月号 3月22日発売!
トップランナー対談 エリウド・キプチョゲ選手&弓削田眞理子さん
「前人未到こそがモチベーション」
今年の東京マラソンには、3万6658人中海外からのランナーが1万3535人出走。五輪マラソン2度優勝のエリウド・キプチョゲ選手も出場するなど「世界のマラソンリーダー」といえる人々が多数来日しました。
ランナーズではキプチョゲ選手と65歳以上マスターズ女子マラソン世界記録達成・弓削田眞理子さんの対談を独占取材。2人が語ったのは「前人未到」への意気込みでした。
初挑戦者の疑問を解決
「100km完走法、伝授します」
4月から全国各地で続々とウルトラマラソンが開催されます。フルマラソンの2倍以上の距離を走る100kmは、どんな準備や心構えが必要なのでしょうか?
今年「初めて100kmに挑む」ランナーの疑問に、北海道のウルトラ完走請負人・石井憲コーチが答えます。
工夫次第で記録は伸びる!
50代以降ランナーの春夏秋冬トレーニング計画
目標のフルマラソンが終わり、秋のレースまで一息つこうとしている50代の皆様、ちょっと待ってください!
若者に比べて身体の変化が激しい50代で走力を維持・向上させるには「休みすぎない」ことが大切です。
50代のランナーが季節ごとにすべき練習メニューとその理由を紹介します。
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