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【悩み解決!】肉離れを早く治したい

2019年5月29日

練習中にふくらはぎを肉離れしてしまいました。少しでも早く治したいと思います。整形外科で湿布と痛み止めの薬をもらいましたが、鍼灸の併用も効果があるものでしょうか?もし施術してもらうとしたら発症後どのくらいの時間経過で行ったほうが良いものでしょうか。
(ハルさん・50歳男性・175cm/70kg)

鍼灸の効果としては、痛みのある局所の循環改善、筋緊張の緩和などがあります。必ずしも鍼灸でなくても、アイシングやマッサージでもいいかもしれません。時期としては、受傷後すぐに始めてもよいし、腫れが引いたあとでもかまわないとされています。なお、皮下出血があったり歩行困難なほど重傷な場合は鍼灸では対応できません。整形外科医による処置が必要となります。

一般的に施術は早めにスタートするのが良いかと思われます。鍼灸の場合、痛みの軽減、患部の治癒促進、根本原因の改善、などにアプローチが分かれるようですが、鍼での通電治療により筋肉の収縮力の回復と痛みの軽減が早くなることが、研究結果としても報告されているようです。

私は左肉離れをレース中に経験しました。そのままゴールまで走ってしまったので、治ってからも怖くてスピード練習ができなくなった経験があります。今できる最善と思われることをしっかりと行ってください。

まず、鍼灸で「痛みの軽減」はできます。しかし、肉離れというのは筋肉の微小な断裂ですから、鍼灸で完治はしません。手術が必要ないだけで、ほんのわずかでも「筋肉が切れている」のですからできるだけ運動しないのが基本なのです。

筋肉は、タンパク質(アミノ酸)でできたもので、細長~い筋肉細胞がつながっているものです。歩いても痛みがなくなったら普通の生活は送ってよい、と医者が言うのは切れていないまわりの筋肉が切れた部分を補って動いてくれるから。患部に痛み止めのシップを貼る程度で放っておいても治るのは、まわりの筋肉がカバーしているだけで、「完治」ではありません。切れた筋肉の再生には3ヵ月以上かかります。人の身体はよくできていて、数ヵ月から半年ですべての細胞が入れ替わります。3ヵ月辛抱してしっかりと休んで、新しい細胞が育つのを待ちましょう。

私は2年前に同じ経験をしています。私の場合は、ランというより走る前の動きづくりをやっている時に肉離れ(腓腹筋断裂)してしまいました。ブチッと切れる音がして、歩くこともできない状況に…。

病院ではなるべく使わないほうがいいと言われて、2週間松葉杖生活を余儀なくされましたが、わりとすぐに歩けるように。しかし痛みが取れず1週間に1度は鍼灸治療院に行っていました。3週間後の本命レースは泣く泣く諦めましたが、1ヵ月半後のレースにはどうしても出たいと思い、ほぼ練習をせずに出てしまいました。前半は良かったのですが、後半は脚が痛くて歩いてしまいました。その代償は大きく、1年近く元のようには走れず、治療院に2週間に1度は通うほどでした。今でも30km以上走ると痛くなることがあり、なかなか完治することはないのだと痛感しています。どうしても早く復活したくなりますが、思っている以上に休んだほうが結果的には早く元に戻ると思います。早めに、ランナーが多く利用している鍼灸院に行かれることをお勧めします。

私は左右のふくらはぎが交互に肉離れになることが続きました。2週間もすると痛みがなくなるので、もう大丈夫かとランニングを再開。しかし、治りきっておらず、結局そこから3週間ガマンして、ようやく復帰することができました。この期間をなんとか短縮できないかと思い、私も鍼灸を受けることに。2週間ほど通って、無理せずゆっくりならランニング再開のOKが出ました。まだ早いのではないかと思いつつ再開すると、案の定、再発。結局、鍼灸を受けても治癒期間は変わらないと分かり、肉離れになるとあきらめて3週間安静にすることにしました。個人差があると思いますので、参考になるかわかりませんが、経験談としてお伝えします(今はストレッチをしてから走り始めることをルーティンにしたところ、肉離れから解放されました!)。

鍼灸は、刺激して回復力・免疫力がアップしますので悪くはないと思います。それよりも、早く回復したいなら食事です。筋肉再生に鶏肉のささみともずく酢などの酢の物。このふたつを毎日摂取することで私の場合は肉離れの回復が早まった実感があります。試してみてください。

同じ50歳ランナーです。私も階段ダッシュのトレーニングをしているときに、左ふくらはぎ外側に肉離れを起こし、以降、少し治ってはレース→悪化、少し治ってはレース→悪化、を繰り返し、結局しばらく走れないほどになりました。これではいけないと思い、ラン友に鍼灸院を紹介してもらい通院中です。主に針治療とマッサージがメインで、骨盤の使い方やストレッチの方法なども指導していただきました。3回の通院でほぼ完治し、ハーフマラソン、フルマラソンも完走。その先生曰く、発症したらすぐに来るようにとのこと。何回で治るかは痛めた程度にもよると思いますが、早めに通院されることをおすすめします。

肉離れを少しでも早く治すためにできることを模索中の質問者さん。じっくり安静にして回復を待つに勝るものなし、というのが大方の経験則でしたが、鍼灸が回復の一助になった、肉離れの繰り返しに終止符を打てた、といった声も寄せられました。信頼を寄せられる鍼灸院や接骨院を上手に活用しているランナーは多いようです!





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