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【悩み解決!】ハーフマラソンで1時間40分切るトレーニングは?

2019年3月26日

3年前からハーフマラソンに出場。最近のタイムは、1時間42分6秒。ふだんは週に2回ほど3~5km、キロ4分50秒ペースで練習。休みの日は、10~12 km走ることもあります。主にペース走をしていますが、LSDは未経験です。目標の1時間40分切りを達成するトレーニング方法を教えて下さい。
(どんぐりさん/40歳男性、身長175cm体重65kg)

これまでのレースでは後半に失速してしまうなどの課題はあるのでしょうか? ハーフマラソンはフルマラソンに比べてそれほどLSDが必要ではないと思いますが、後半に失速してしまうのであれば1時間~1時間30分走を少し取り入れるのがよいと思います。
最後まで同じペースを刻めるイーブンペースや、後半に上げていけるネガティブスプリットでいけるようであれば、ポイント練習を週に1~2回取り組めば記録は向上します。

ポイント練習としては、ビルドアップ走(ウォーミングアップから3~4段階で徐々に速さを上げていく方法)やインターバル走(200~1000mくらいの距離をハイペースで走り、その走った距離の半分程度をジョグしながら呼吸を整えるのを繰り返す)、坂ダッシュ(200~300m程度をダッシュして上り、ジョグで下りながら呼吸を整える×8本~12本)などに取り組んではいかがでしょうか。

ハーフを1時間40分ということは、平均でキロ4分45秒です。普段から5kmでも10~12kmでも、それより速いペースで走るようにするのが第一だと思います(短い距離であれば特に速く)。長い距離を走る機会がなければ、10kmを43~44分、5kmを20~21分程度で負荷をかけて練習すると1時間35分(平均キロ4分30秒)、も狙えるようになるかもしれませんね。

経験上、キロ5分以上のスピードで走れるようになるためにはスピード練習が欠かせません。400mを90~100秒で走ったのち、200mを70秒でゆっくり走る。これを10回程度繰り返す練習を、週に1回入れてみてはいかがでしょうか。

週末、1日でも20kmのペース走を取り入れれば難なく目標達成が可能でしょう。最初はペースも気にしないこと。20kmを気負わず気持ちよく走ってみて下さい。私は土日だけ、各17kmのペース走のみにより5年間で10分程ハーフの記録を短縮し、1時間27分台までもってきました。

週3回の練習頻度に問題ないと思いますが、距離がやや短いようです。10kmレース対応であればこの程度でよいかと思いますが、ハーフ対応では平日走も休日走も短いですね。平日は10km、休日は20kmでいかがでしょうか。現状より少しずつペースを上げていき、キロ4分30秒を目指しましょう。

スピードを上げた練習が必要かと思いますが、故障の可能性が併せて高まります。練習の半分以上はジョグ、もしくはゆるく走ることがお勧め。自転車と同じで、ゆっくり走るほうが難しいのです。

インターバル走のような、レースペースよりも速いペースで短い距離を何本か走る練習が必要です。私は1km×5本をよく行いますが、1時間40分を目指すなら、キロ4分15秒前後で1kmを走り、間のリカバリーをジョグ2分かジョグ200mでつなぐ感じです(心臓のバクバクが完全に収まらないうちに次の1kmを走り出す感覚)。いきなりインターバル走をするのに無理がある場合は、普段のジョグの終わりに1kmだけ全力で走るとか、ジョグが終わってから流し(全力の80%の速さで5~10本ダイナミックに走る)をするなどして、大きな動きで速く走る感覚を身につけていきましょう。

スピード練習ではインターバル走が浮かびますが、ハードルが高い場合は5kmや10kmのレースを活用してはどうでしょう。短い距離のレースなどを利用してスピードを鍛えると、目標タイム達成のキロ4分半ペースに対して余裕ができます。

「ピッチは上げずに、ストライドを大きく」する走法を身につけられるとまだまだ走力が伸びると思います。速く走るときと、ゆっくり走るときのフォームのメリハリを明確にするイメージです。ゆっくり走るときは、小さい歩幅で、腕振りも小さく。速い走りでは、(ピッチはそれほど上げない)腕振り、腰のふりを大きくして、結果的に歩幅も大きくなる走りです。
(1)最初の100~200mでゆっくり走りから、徐々にスピードを上げていく(ピッチは上げない)。
(2)ピークの速さで200m
(3)100~200mかけて、徐々に動きを小さくして(ブレーキはかけない)ゆっくり走りにしていく。
この1~3の繰り返しを何セットか行うのがおすすめです。

目標タイムに向けてペースを上げるため、距離に慣れることやスピード練習メニューを中心にアドバイスが寄せられました。練習負荷を上げると故障リスクも高まります。うまくケアしながら記録更新を狙いたいですね!





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