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RUNNET TRAIL

トレラン・レースリポート

  • くだまつ笠戸島アイランドトレイル2018

開催日: 2018年2月11日 (祝)
開催地: 山口県(下松市笠戸島)
距離:
【ショート18km】 出走者: 255人/完走者: 253人
【ロング30km】 出走者: 447人/完走者: 431人

島の地形を生かした絶景コースと海産グルメを満喫!

リポート/冨野 智恵子さん

今回で3回目の開催を迎えたこの大会。第1回から参加している友人たちに好評で、小さい頃この笠戸島によく遊びに来ていた私も、ぜひと思っていましたが、今回ついに参加できる運びとなりました。
エントリーはロングの部で30km。4時間前後での完走を目標に臨みました。

雨の翌日、晴れた!コンディションはセーフ

大会当日は、温暖な瀬戸内とはいえやはり2月の海岸沿い。
場所によっては風が強く吹くこともあったり、時間によっては雪が舞ったり…。
とはいえ前日の雨の影響もそれほどなく、トレイルはまずまずのコンディションでした。


まずはロード。恐竜のオブジェをくぐるユニークポイントも

スタートは8:30。ロングの部は、往路・復路と一部同じコースを往来するものの、ほぼ島を一周する約30kmのコース。ショートの部はロングの後半部分3分の2を走る、約18kmのコースとなっています。
島内には「スカイ1号」~「スカイ5号」とナンバリングされた登山道が整備されているのですが、どちらのコースも、急坂のある難所「スカイ1号」がラストに待ち受ける構成になっているのが攻略ポイント。
スタートからしばらくはロードの上り坂。恐竜オブジェに挨拶をしてしばらくすると、ロードも終わり。木段を登るといよいよトレイルに突入です。

レクリエーション施設「家族旅行村」周辺にはいくつかの恐竜オブジェが
レクリエーション施設「家族旅行村」周辺にはいくつかの恐竜オブジェが

レクリエーション施設「家族旅行村」周辺にはいくつかの恐竜オブジェが

それぞれの標高は高くないのですが、細かいアップダウンの繰り返しで、上りも下りも走れるコース。ただ、ここで頑張りすぎると後半の「スカイ1号」にノックアウトされてしまいます…!! 途中、戦争遺構のようなものも見ながら走りました。

砂浜沿いを走り、大漁旗を振って応援してくださる漁師さんや地元の方々とハイタッチをするなど、うれしい声援を受けつつ走り進みます。

大漁旗で応援! 力がわく
大漁旗で応援! 力がわく
旧日本軍遺構の「高角砲台指揮所」。ビュースポットにはしっかり案内が貼ってある
旧日本軍遺構の「高角砲台指揮所」。ビュースポットにはしっかり案内が貼ってある

トレイルはふかふかの走りやすい上り下りが繰り返しあったかと思うと、途中で竹林を走ったり、木段がでてきたりと変化に富んだコースになっています。

海岸線の美しさをしばらく見ていたけど…
海岸線の美しさをしばらく見ていたけど…
木漏れ日とふかふかのトレイルが楽しめる竹林
木漏れ日とふかふかのトレイルが楽しめる竹林

断崖を駆ける、絶景ポイント!

景観もよく、目の前が開けると海と山の絶景ポイントがところどころ出現しました。なかでもいちばん気持ちよく走れたのは、後半の深浦エイドをから本浦エイドまでにある海岸線です!
景色に見とれていると足を踏み外して落ちてしまいそうな断崖ですが、太陽の光を浴びて本当に気持ちよく走れる区間でした。
この絶景をバックに走れるのは、島ならではです。

すばらしい景色に感動します!
すばらしい景色に感動します!
ところどころから見える景色もまた楽しい
ところどころから見える景色もまた楽しい

それぞれのエイドは特色があり、白浜エイドでは「来巻にんにくポタージュ」、深浦エイドではかわいい星形のニンジンが入った「星の子スープ」、本浦エイドではフグの身が入ったフグ鍋がいただけます。冷えた身体に温かい食べ物は本当にありがたいです! その他、各エイドには地元銘菓、おいなり、バナナ、梅干、ポテトチップスなどがあり、飲み物も充実していました。

エイドには食べ物も笑顔もいっぱい!
エイドには食べ物も笑顔もいっぱい!
スタッフのみなさんが温かく迎えてくれる
スタッフのみなさんが温かく迎えてくれる
冷えた身体にしみわたる美味しさ
冷えた身体にしみわたる美味しさ
かわいさに癒される「星の子スープ」
かわいさに癒される「星の子スープ」

ラストの難所「スカイ1号」を越えてゴールへ!

気持ちよく走る区間が終わると、25km付近からいよいよ最後の難所「スカイ1号」の登場。1kmの間に150m駆け上がるなかなかパンチのある坂を攻略すれば、多少のアップダウンはありますがゴールへ向けて下っていくのみ。スタート直後に上ったロードを下り、海上プロムナード(海岸線に沿って整備されている海上遊歩道)を走り抜け、ついにゴール!! 4時間6分38秒、ほぼ目標どおりのタイムでフィニッシュすることができました。

「海上プロムナード」は大会会場「はなぐり海水浴場」の南隣の海岸線に沿って設置されている気持ちのいい海上遊歩道!
「海上プロムナード」は大会会場「はなぐり海水浴場」の
南隣の海岸線に沿って設置されている気持ちのいい
海上遊歩道!
あちこちで見られる温かなメッセージもうれしい
あちこちで見られる温かなメッセージもうれしい

前夜祭もおすすめ! 島の人々のおもてなしに感動できる大会

総じて、島ならではの地形を生かした楽しいコースと、地元の方々の力によって支えられて成り立っている素敵な大会だと思います。
エイドも充実してますが、なんといっても上位入賞者の副賞がすごい。新幹線車両製造を中心とした「ものづくり」の街である下松らしく、優勝者には、地元を代表する名工による重厚な「打ち出し板金」の名前入り優勝プレートとフグ!
2位と3位にはそれぞれトロフィーとヒラメでした。

1位の大きなプレートは圧巻! 職人さんの手作り
1位の大きなプレートは圧巻! 職人さんの手作り


経験者はもちろんのこと、はじめてトレイルレースに出る人にもおすすめの大会です。楽しいコースはもちろんのこと、会場へのアクセスの良さやエイドが充実していて、地元の人々のおもてなしにたっぷり感動できるはず。できれば前夜祭に参加して島に宿泊して島を満喫して楽しんでほしいと思います。

前夜祭の海鮮料理は絶品!
前夜祭の海鮮料理は絶品!


参加者の多くは車での参加だと思いますが、参加選手用臨時駐車場からのシャトルバスが運行されていてアクセスは問題ないと思われます。九州より参加した知人は、博多から始発の新幹線で参加できると言っていました!


冨野 智恵子さん 
  • リポート/冨野 智恵子さん

大阪府在住。トレイルラン歴約3年。
同僚に誘われてのトレイルレース出場をきっかけに、週末になると近くの山を走るように。
「次の目標は初100kmオーバーとなるトレイルレースを目標時間内に完走することです」(冨野さん)




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