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RUNNET TRAIL

トレラン・レースリポート

  • 第6回 トヨタの森トレイルランレース

開催日:2017年12月24日(日)
開催地:愛知県(豊田市フォレスタヒルズ)
距離:6km、11km、21km(6km周回コース)
6kmショート 完走者86名/出走者86名
11kmミドル 完走者177名/出走者181名
21kmロング 完走者167名/出走者174名
2km小学生(1~2年生) 完走者29名/出走者29名
3km小学生(3~4年生) 完走者28名/出走者28名
6km小学生(5~6年生) 完走者16名/出走者16名
6km中学生 完走者17名/出走者17名
(その他 0.75kmちびっこチャレンジ、リレー種目あり)

ビギナーも上級者も楽しめる! 整備された明るい里山ラン

リポート/吉谷 康志さん

愛知県豊田市にある「トヨタの森」は自然との共生をテーマに里山として整備され、環境学習等のフィールドとして活用されている公園。ここを舞台に開催されているのが、第6回目を迎えるこの「トヨタの森トレイルランレース」です。


コースの基本は、森全体を駆け巡る1周6kmの周回コース。大人はショート6km、ミドルの11km、ロングの21kmと3種目が設定されているほか、1km未満のちびっこ用コースから子どもにも学年ごとに細かく距離設定がなされています。初心者にもトライしやすいように、という大会のカラーもあって、会場は子どもたちも多く、アットホームな雰囲気。アナウンスがDJのように盛り上げてくれて、楽しんで走ろう!というムードにさせてくれました。

会場はホテル・フォレスタヒルズ近くに
会場はホテル・フォレスタヒルズ近くに


コースの未舗装路は全体の約7割。公園内なので基本的に明るくきれいに整備されているものの、タフなアップダウンも適度にあり、景色や足場の変化に富んでいてトレラン初心者も上級者も楽しめるレイアウトです。

タフな坂もあり! 里山感覚で駆け巡る、変化に豊んだコース
タフな坂もあり! 里山感覚で駆け巡る、変化に豊んだコース

出場する子どもたちにはコースと走行時のマナーをレクチャーしてスタートへ

今回私は、愛知県内から集まった、5歳から中1までのスポーツクラブの子どもたち20人の引率という形で今大会に参加。ふだんからアウトドアスポーツを中心とした活動をしている子たちで、小学5年生から中1までの子は大人のショートと同じ一周6kmのコースに挑戦です。

スタート時間も種目ごとに細かく分けて設定されています
スタート時間も種目ごとに細かく分けて設定されています
コースは全体的に明るく整備され、高原のような雰囲気
コースは全体的に明るく整備され、高原のような雰囲気

子どもたちには事前にコースマップを元にレクチャーし、タフな長めのアップダウン、細い道や下り道の走り方、抜く・抜かれる時のマナーなどを伝え、いざスタート!

大人もいざスタート!整備された周回コースなのでビギナーも安心して出場できる。
大人もいざスタート!整備された周回コースなのでビギナーも安心して出場できる。

変化に富む6kmの周回コースには目を楽しませてくれるポイントもある!

スタートして遊歩道を走ったあとすぐトレイルへ。「フクロウの谷」を越えて遊歩道へ戻り、公園の外周路を舗装路、砂利道、と進んだあと、ふたたびトレイルへと入ります。鉄塔の横の階段付近からは、眼下に豊田の街並みが見渡せるスポットも! 途中、炭置き小屋のような風情ある建物もあり、杉林の木漏れ日が差してきれいでした。

キッズも大人も駆け抜ける!
キッズも大人も駆け抜ける!
眼下に広がる豊田市
眼下に広がる豊田市

コースの東端まで行ったところでいったん舗装路に出て、折り返します。コース後半には細い下り坂や長めの上り坂、木道の階段など、落ち着いてクリアしたいポイントがありました。

下りの細い道は慎重に慎重に・・・ ※画像は前回大会
下りの細い道は慎重に慎重に・・・ ※画像は前回大会

会場のフィニッシュ地点に向かうラストは、下り基調ということもあり、余力でスパートをかけるスピードレースに! 子どもたちは、ほかに参加していた陸上競技専門のチームの子どもたちと入賞を競う場面もあり、悔しがったり、喜んだり。その、ゴール時に見せてくれる一生懸命頑張った表情こそ、ひと回り成長した証です。

大人も子どももゴール!! みんなみんな、がんばりました!
大人も子どももゴール!! みんなみんな、がんばりました!

かけっこが苦手な子どもでも、トレイルランならのびのびと楽しみながら成長できる

ゴール後は参加賞の屋台チケットでしし汁や五平餅などをいただき、みんなホッと笑顔に。

子どもたちにとっては、ふだん校庭や陸上トラックでの「かけっこ」はそれほど得意じゃなくても、トレイルランに挑戦することで、自然のなかでのびのびと、やわらかな土の上を思いきり走る感触が新しい自信や刺激、成長につながっていると感じます。
今回出場した子たちはこれまでも近郊で開催されたトレイルレースなどに参加したことがありましたが、鬱蒼と木々が生い茂ったものとも違う、明るい雰囲気のコースを思いきり楽しめた様子でした。表彰区分が学年ごとに細かかった配慮も、子どもたちのモチベーションや満足感を高めてくれたようです。

参加賞の屋台チケットでおなかもいっぱい
参加賞の屋台チケットでおなかもいっぱい


エイドステーションが周回内に2ヵ所あり、重装備がなくても走りやすいシューズさえあれば出られる手軽さがありますし、しっかり走れて良いトレーニングにもなるコースです。

エイドステーションの給水係やお菓子係は子どもたちも! 思わず笑顔に
エイドステーションの給水係やお菓子係は子どもたちも!
思わず笑顔に

トレイルランに初挑戦してみたい方、子どもと走ってみたい方にぜひおすすめしたい大会です!


吉谷 康志さん 
  • リポート/吉谷康志さん

34歳、愛知県在住。子どもスポーツクラブ『S.A.Cちびっ子教室』指導員。子どもたちとトレイルランや山登り、スキー合宿など行う傍ら、全日本スキー技術選手権大会に連続出場中。クロスカントリー、トレイルランで山走りのトレーニングを積んでいる。




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