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【週刊ランナーズ】黒部名水マラソンで大会新の澤畠さんは一家全員ランナー 父が雑誌を読んで思いついた「坂ダッシュ」で賞金30万円獲得

2019年5月31日

5月26日(日)に富山県黒部市で「カーター記念黒部名水マラソン」が行われ、フルマラソンの部には4957人のランナーが参加しました。黒部市総合公園発着のループコースで、スタートから23kmまでで高低差124mを上り、そこから40km手前までは下りが続きます。この日はレース中に気温が30.5℃まで上昇。大会事務局もスタート前から熱中症への注意喚起を盛んに呼びかけ、給水地点はコース上22ヵ所に用意されました。完走者数は3927人、完走率は79.2%でした。

女子は澤畠朋美さん(26歳)が、大会新記録となる2時間43分19秒で優勝。マラソンチャレンジカップ 加盟大会のため、賞金30万円を獲得しました。
「坂のあるのどかな景色のレースを走るのが大好き。美しい立山連峰を眺めながら走れて、とても気持ちが良かったです」

この日は父の正裕さん(59歳・4時間21分39秒)、母の桂子さん(59歳・4時間17分3秒)と3人で参加。8年前に親子で地元埼玉の所沢シティマラソンに参加したことがきっかけとなり、今では年間20レース近く一緒に出場しています。
「毎朝6時から父と一緒に走り、月間走行距離は300km弱。練習メニューはいつも父と2人で考えています。一昨年から週2回、父が『月刊ランナーズ』を参考に坂ダッシュを取り入れました。140~360m程度の坂を3~7本。ジョグの日もアップダウンがあるコースを選んで走っています。坂を走るようになってから徐々にスピードがつき、記録が伸びました。次は2時間35分を切りたいです(自己ベストは2時間35分59秒)」

(ランナーズ編集部)

スタート時の気温は24℃。今年で36回目の開催となった(フルマラソンは6回目)
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澤畠家は4人全員がランナー。弟の智樹さん(右端)も大学でランニングを続けている
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