ランナーズ2006年9月号

福知山、つくば、河口湖等々、秋のマラソンレースまで気が付けば残り4カ月。そろそろフルマラソンを視野に入れたトレーニングを開始したいところですが、そうは言っても夏場からガンガン走り込むのは厳しいもの。そこで、今回紹介している5つのトレーニングは、自分のライフスタイルに合わせて、どれか１つでも取り組むことで、秋のマラソンへのプラス効果が期待できるものばかり。 なかでも、どんなに「忙しくて時間がない」という方でも、すぐに取り組めるのが「片脚立ち」。ちょっとしたコツがあるのですが（そこは誌面をご覧ください）、その名の通りその場に片脚で立つだけで、多くの市民ランナーの弱点と言われる「お尻の筋肉」を鍛えることができ、フォームの改善やレース後半の失速予防に効果があるという優れモノ。所要時間はたったの約5分。大きな動作を伴わないの筋トレなので、駅のホームなど、ちょっとした待ち時間でも実行可能（ただし、見た目よりも効くので、汗かきの人はタオルの準備を！）。ぜひトライしてみてください。 （編集部／高瀬晋治）

最近、巷で話題の“アンチエイジング”。老化に対抗して、いつまでも若くありたいと願うのは誰でも同じだと思います。ランナーは、走っているだけで身体（体力）は実際の年齢よりも若いと実感していると思います。しかし、ただ走っているだけで若くいられるというものでもありません。 今回、日本のアンチエイジング医学の第一人者である慶應義塾大学医学部の坪田一男教授にお話を伺い、ランニングにプラスしたメンタル面での“アンチエイジング”を紹介します。また、見た目の若さを保つための方法として、身体の中から若返りをサポートしてくれるサプリメントや、ランニングウエアの選び方、着こなし方で若く見えるコツなどを紹介します。これを読めば、アナタも「10歳若返り」を手に入れることができるかもしれませんよ！ （編集部／水澤 敬）