緊急事態宣言が発令中で在宅が多いこの時期は「腹筋ローラー」で体幹を鍛えませんか?
2019年6月号でご紹介したサブスリー鍼灸師、柳秀雄先生の理論をおさらいします。

身体の使い方が極めてランニングに近い

 マラソンで30㎞以降の失速を防ぐのに重要なことのひとつが「姿勢を崩さない=腰や腹を曲げずに走り切れる腹筋力」を持つこと。姿勢が崩れると「ふくらはぎ」といった脚の末端部に負荷が集中してしまうためだ(これらの部位はすぐにバテる)。
 
ここでポイントとなるのは「人間は日々の動きが身体に染みつく」ということ。つまりランナーには「姿勢を崩す=腰や腹を曲げる動作」を、日常生活や練習の中で一瞬たりとも、とってほしくない。しかし巷の腹筋トレーニングには「姿勢を崩す=腰や腹を曲げる動作」が意外と多い。

 一方「腹筋ローラー」にはその動作が一切ない。行ってみると、腹筋を伸ばした(曲げていない)状態からさらに伸ばしていくトレーニング(動き)であることがわかるはず。 このような「筋肉を伸ばした状態からさらに伸ばしていくトレーニング」のことを専門用語で「エキセントリックトレーニング」と言うが、実はランニングの着地時も「エキセントリックな動き(※)」なので、腹筋ローラーは身体の使い方の特徴が「走る」と似ているのだ。

  「腹筋ローラーはすごくハードで1回もできなかった」という経験を持っている人もいると思うが、それは発想を変えれば、たった1回で高い負荷をかけられる「時短トレーニングの極み」と捉えられるのではないだろうか。

フォームが安定してきたと実感

ランナーズで「腹筋ローラー」の記事を見て、衝動買いしました。早速やってみると10回がやっと。今まで鍛えられなかった筋肉にキツい刺激。でもまさに「時短トレ」だと感じました。継続するにつれて体幹が鍛えられ、フォームが安定してきたと自己分析しています。フルで4時間30分切りを目標にじっくり20回までやることを日課にしています。吉田信康さん(60歳・東京)

76歳女性が毎日100回!

ソンランキングでは75歳で3位に入りました(4時間49分10秒)。走力を保つ秘訣は筋トレで、特に腹筋ローラーを重視しています。家で料理のすき間時間にできるように台所に置いており、おでんを煮ている間などに50回を1日2回、ほぼ毎日続けています。安岡佐奈江さん(76歳・福岡)

「在宅期間中に腹筋ローラーを転がせる回数が増えた!!」という方は、
「氏名」「年齢」「居住都道府県」「何回から何回までできる回数が増えたか」
「実感している効果」を明記の上、編集部までレポートをお寄せください。
メール:runners@runners.co.jp(件名を「腹筋ローラーレポート」にしてください)