都内のTV局に勤務する杉本智哉さん(46歳)は、4月21日に開催されたチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン(100㎞の部)に出場し、8時間44分12秒(18位)でフィニッシュ。同大会は9回目の完走、優勝経験も持っている。平日のトレーニングは早朝練と通勤ランが中心、通勤時に愛用しているのがランニングビズパック20Lだ。

 TV局に入社して3~4年目の頃、同僚に市民ランナーが参加できる駅伝レース誘われました。そこで5㎞を20分くらいで走れたことがマラソンを始めるきっかけです。「徒競走はいつもビリだったけど長距離なら誰かに勝つことができる」それがとても新鮮でした。

 初フルマラソンのつくば(2005年11月)は3時間31分、その翌年も出場し3時間24分。「もっと計画的に練習したらサブスリーも狙えるかも!!」と思って2007年2月の東京マラソンへ向けて走り込んだ結果、3時間10分までタイムが縮まり、同年の千歳国際マラソンを2時間58分でゴールしサブスリーを達成しました。距離を走ればどんどんタイムが縮まっていくことに魅力を感じ、休日はダイビングやゴルフをやめ、ランニングに時間とエネルギーを注ぎ込むようになりました。

 2007年に2人目の子どもが生まれ、「子育て」「ランニング」「仕事」を全てしっかり行うために取り入れたのが、帰宅ランです。会議とデスクワークが慌しく続くオフィスでの仕事を終えてから、夜景を見ながらひとりで走るのは、頭と心をリセットする時間になりました。

 会社から豊洲の自宅までの距離は5.5㎞。決して長いわけではないですが、月間走行距離を500㎞まで延ばせ、「チャレンジ富士五湖100㎞の部優勝(15年)」「(※1)50㎞世界選手権日本代表(14~16年)」を経験することもできました。

 帰宅ランでは10年前からランナーズオリジナルの商品を使っており、今はビズパック20L。色が黒なのでビジネスシーンでも問題ないし物を小分けに入れられるポケットが複数ついているので、小物が増えがちな帰宅時は特に便利。また、冬場は持ち帰る衣服が増えるので、20L容量が必須です。あとは何より、スピードを上げても「揺れ」を感じることがないのが良いですね。

 昨年サロマンブルーを達成したので今年は「(※2)足形」をとります。2年ぶりに8時間を切ってフィニッシャーTシャツもランネットショップで購入したいと思っています。

※1「50㎞世界選手権」/一般社団法人日本ウルトラランナーズ協会(IUA)が派遣する50㎞の世界一を決める選手権。
※2足形/サロマンブルーの称号として、フィニッシュ地点の北見市常呂町スポーツセンターに記念の足形が飾られる