レポーター情報

マナーと大会運営向上提言

全投稿件数 103
全参考になった数 543
「参考になった」指数
ニックネーム マナーと大会運営向上提言
性別 <非公開>
年代 <非公開>
昨年の大会出場数 <非公開>
自己ベスト <非公開>
ランニング趣向性 <非公開>
自己PR <非公開>

※「参考になった」指数は、直近3年間の各レポーターの平均「参考になった」数(「参考になった」獲得総数/投稿件数)を全体の中で指数化し、5つ星で表したものです。

大会レポート

2022年10月16日

長井マラソン2022(山形県)

この大会は継続可能だろうが、最早マラソン大会は淘汰の時代だ

出場種目: フルマラソン 

もともとこの大会はこじんまりとした大会で定員千人にも到達したことはないと思われるので、身の丈運営をしている限り大会継続は可能だろう。コロナ禍でランナー人口、大会出場を企図するランナーの数は間違いなく減少。最早開催さえすればランナーや同行者が集まりお金を落としてくれる時代は終焉。現在は転換期なので大会数は微減、一方、応募ランナーは大幅減少。コロナ禍による大会中止や返金しない大会、オンライン大会へ自動移行等、主催者の阿漕な対応に苦しめられたランナーにとって、出場大会の選択肢が相対的に拡大したのは良いことだ。テロ不安、コロナ対策、物価高事由で出場料等の大幅値上げ(東京)や、値上げなしや値上げ幅が小さくても提供サービスを大幅に削減した大会(いわて盛岡)は応募者集めに苦慮し、大会経費を調達出来ずに大会を維持出来るか心配だ。運営上大きな問題があったとは思えない人気大会NAHAは、申込期日までに定員到達締切ニュースなく恐らく定員割れ。そういう時代が到来したということだ。募集期間内に定員に到達せず期間延長や、抽選実施後も辞退者多く再抽選大会も多数(北海道、金沢、黒部名水ほか)。

このレポートは参考になった

2

不適切なレポートとして報告する

■総合評価

全体の感想
  • 次回大会の参加 A
  • 参加料に見合った大会 B
  • スタッフ、ボランティア A
会場
  • 会場へのアクセス A
  • スムーズな誘導、受付 A
  • トイレ、荷物預かり、更衣室 A
  • 感染症対策 A
スタート、コース、フィニッシュ
  • 楽しめるコース設定 A
  • 参加人数に見合ったコース A
  • コースの安全管理 A
  • 距離表示、コース誘導 A
  • コース上の給水 A
記録、表彰
  • ネットタイム計測 A
  • 記録計測、記録配信サービスの充実 A
  • 充実した年代別表彰 A
インフォメーション
  • 分かりやすい大会情報、参加案内 B
  • 大会HPの更新 B

88.0

■大会特色ポイント

大会らしさ、大会の特色
  • 地元への浸透 B
  • 会場の盛り上がり C
  • 特色あるエイドステーション B
  • 参加賞のオリジナリティ B
  • エコ、環境保護 B
  • 大会独自の取り組み、地元色 B
    「ランナーズ」11月号金さん投稿記事「ランニング談義」にあるように、定員縮小、定員割れ、それに伴う予算不足→対策としての更なる出場料値上げ、ますます募集困難で負のスパイラルだ。出場者や協賛会社から単に搾取すればよいと考えている主催者は淘汰される。高額出場料大会(横浜)、コロナ対策を事由に5千円以上も値上げの大会(東京他多数)には応募しなくても、別の大会を選択して出場可能な状況が生まれつつある。主催者の多くは実質的に地方公共団体であり、民間の心に寄り添う意識が希薄で、平時はともかく時代の転換期には乗り遅れる。正しく親方日の丸的な人々であることが問題だ。その意味で本大会は身の程が分かっている。小規模で地味な大会という点が結果的に生き延びる最大の要因になり得る。ストレスが少なく走行可能な大会なので、それも魅力。一方で特に大規模大会で追加募集後や直前まで募集しても定員割れはみっともないね。猛省を促したいがこの流れは変えられず、ただ消えゆくのみだろう。また本大会では今年は会場に土産物売り場がなかった。コロナ対応なのかもしれないが、駅前に土産物店はなく留意したい。本音は出店して欲しい。
大会特色ポイント
3.6 pt

■大会のおすすめポイント

次回大会参加者へのアドバイス

ランナーは天災や感染症流行による大会中止規模縮小時に申込規約に従い主催者条件を丸吞みの弱い立場なのだから、どの大会に応募するかの選択肢が広がったのは良いことだ。大会中止保険強制加入等の追加負担も含め、出場者目線に立たない大会が淘汰・消滅は当然。定員割れの大会があちこちで発生している。コロナ前からせっせと便乗値上げを繰り返した静岡マラソンは大会中止ではなく、物は言いようだが休止宣言。大幅赤字でコロナ前から非開催のさいたま国際も2度と日の目を見ることはないだろう。東京マラソンも無料手荷物預かり廃止、スタート会場周囲で着替え禁止、不要防寒衣類スタート前回収無宣言で抑止するスタンスは変えずに実際には衣類回収という二枚舌施策の継続、出場を希望するランナーの足許を見た施策や大幅値上げや提供サービスの大幅削減による実質的な大幅値上げでは先行きは暗い。同大会が中止に追い込まれることはないかもしれないが、世界的なランナーの招待コスト負担増と、協賛会社からの協賛金集めの歯車が乱れればどうなるか分からない。大企業だって金繰り倒産の事例はある。

私はランネットでエントリーしています。 マナーと大会運営向上提言 さん 2022年10月16日 20時12分

このレポートは参考になった

2

マナーと大会運営向上提言 さんのその他のレポート

大会ランキング(種目・フルマラソン)

順位 評価平均点 大会名
1 93.7点 熊本城マラソン2024 (熊本県) 参加者7千人以上
2 93.1点 フラの街 いわきを翔ける 風になれ!第15回いわきサンシャインマラソン (福島県) 参加者7千人以上
3 92.6点 第62回延岡西日本マラソン (宮崎県)
4 91.5点 第61回愛媛マラソン (愛媛県) 参加者7千人以上
5 91.3点 鹿児島マラソン2024 (鹿児島県) 参加者7千人以上