出場種目:フルマラソン
賛否両論承知です。
「マラソンはゴールが全て、例え歩いてもゴールするのが素晴らしい」。
私はフルで歩いたことはなく、途中歩くのも恥ずかしい、とまで思っていました。
が、今回腓骨筋腱炎の激痛による体力の消耗、丸1ヶ月安静での練習無等が重なり、最終関門までは来たものの吐き気と悪寒で、歩くどころか動けなくなり、救護スタッフのトリアージを受けました。
休んでいるうちに吐き気は治まり、救急対応不必要とはされましたが、リタイアを告げようとした時、「関門閉鎖まで1時間半はありますから、まずは休んでは? 後は歩きでもいいんですから。」との言葉と苦しげでも歩いている人達の姿を見ているうちに「歩いてでもいいからゴールしたい」という思いがこみあげ、歩きでレース再開。
そこからすぐの梅香トンネルで、歩いている選手に対しても全力で応援してくれるスタッフの姿に涙が出そうでした。その声援に後押しされる形でなんと私も足が復活、最後まで走ってゴールできました。
無論、記録は散々ですが、ゴールした感激はこれまでで一番! どんな形でもゴールできた人達は皆本当に素晴らしい! それを教えてくれた最高の大会です。
- 総合評価:
- 77.5点
みつぴー さん 2018年11月1日 15時38分