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2008北海道マラソン
大会オフィシャルページ:http://www.hokkaido-marathon.com/ 種目:公認42.195km,一般42.195km
78.8 点
(現在の評価数51人)
雲隠才三さんのレポート
制限時間の延長には反対です
昨年より涼しくなるかと思っていましたが、結局気温27℃ということで、湿度が高かったこともあって厳しいレースでした。ただ、給水所が十分に用意されていることもあり、きちんと対策を取っていけば脱水に陥る危険は少ないと思います。逆に言えば、きちんと対策を取らないと、必ず脱水症状を起こします。このレースの「制限時間4時間」というのは、きちんと練習すれば誰でも達成できるけれどいい加減な練習では及ばないという、絶妙な設定だと思います。一部で、制限時間の延長が検討されているという話を聞きますが、やめたほうがいいと思います。「ある程度」シリアスなランナーだけが参加できるというのが、このレースの最大の魅力なのですから。話は変わりますが、30キロを過ぎて疲労もピークに達してきて、もう歩きたい、やめたいと何度も思い、事実そのあたりから歩き出すランナーもたくさんいるんですが、39キロすぎのの大通からすすきの、中島公園にいたる中心部での熱心な応援に、「ああ、今年もここまで我慢して走ってきてよかった」と心から思います。この沿道の応援も、このレースの魅力のひとつだと思います。
■総合評価
新たな世代が台頭
出場種目:
真夏のマラソンの代名詞として全国津々浦々からの参加者で賑わっていました。東京マラソンに近い参加規模や制限時間を緩和するにはスタート時間を早くして長い時間交通規制をする運営側のことを考えるとやはり4時間以上は厳しいのではないかと思います。序盤はエイドで苦労しましたが、去年より吸水ポイントが充実していました。ラスト3kmを過ぎて大通公園に入ってからの声援が一際大きく後押しされ励みになりました。
暑さ対策(脱水、熱中症)
初出場でしたが、前評判通りの暑さとの戦いとなりました。大会事務局からも詳しい事前説明があり、選手側で考え得る全ての対策を講じても(帽子等の日除け、確実な給水、事前の十分な水分補給等)レースの時間帯も関係してか、軽度の熱中症は避けられないようです。今回ペットボトルの水をコップに移して提供して頂きましたが、むしろボトルごと渡してもらった方が確実に給水量も増え、脱水もより軽度で収まりそうな気がします。選手がボトルを捨てる際の危険性は否めませんが、ご検討頂ければと思います。またスポーツドリンクの銘柄が今回不明でしたが、BCAA含有のドリンクを提供していただけるとなお嬉しく思います。4時間の制限時間及び細かな関門は賛否両論あるようですが、主要道路を通行止めにした上、かなりの方が交通整理にあたられているのを目の当たりにしますと、4時間でもありがたい気がします。参加賞のTシャツも北海道がデザインされたアシックス製、完走メダルもうれしかったです。過酷な条件下ですが、上半期総決算として、また追い込まれた状況下の実力を計るには最適かと思います。参加記録を突破している方には一度は挑戦して頂きたい大会です。
真夏のフルマラソン!
今年もやってきた真夏の季節で唯一のフルマラソン大会「北海道マラソン」!昨年同様、朝から雲がかかった状態で少し涼しかったので、油断したら12:10のスタートと同時にじりじりと太陽が照りつける。気温は28℃。コースは札幌市街を駆け抜ける。市街の道はひたすらまっすぐ続く。やっぱり北海道なんだな!とただただ実感するばかり。そして、市民の熱い応援がとってもありがたい。給水所は2kmおきに100mほどずっと続いておりそのたびに中学生・高校生の元気な声援に励まされた。それでも30kmを過ぎると残り10km足らずが永遠に遠くに感じられてしまう!給水所までのわずかな距離がどんだけ遠く感じられたか!!軽い脱水症状により足をつりながら、歩かずにそして、そして立ち止まらずに何とかへろへろになりながら完走。特に最後の大通公園からの市民の声援はとっても励みになった。そして、己がいかにトレーニングをサボっていたかを身をもって体感させられた!来年こそはこのレースにリベンジしたい!
市民ランナーが走るには
ちょっと過酷ですが、トレーニングをしっかりした人、選ばれた人しか参加できない大会ですね。ただ規模を考えれば、出店とかサービスが不足しています。長野マラソンあたりを参考にすればいいと思います。
4時間のままでいい
3年連続の参加になります。今年は湿度が高くて例年以上にキツさを感じるレースとなりました。消耗が激しく中盤からペースが落ちましたが、ボランティアのみなさん、沿道で応援してくれたみなさん一人一人の途切れない励ましが心に響き、弱気にならずに最後まで走り切ることが出来ました。苦しさで途中から応援に応えられなかったことを申し訳なく思っていますが、この場を借りまして心から「ありがとう、みなさん」とお礼を言わせていただきます。この大会は国内随一の「真夏の都市型フルマラソン」であると同時に、「4時間」という(努力すれば誰でも到達可能な)出場資格の落としどころが絶妙で、さながら「全国の市民マラソンオタクが一堂に会しての真剣勝負!」のような雰囲気に独特の魅力があります。一部報道では大規模化が検討されているようですが、長く続くこの大会の良さを今後も残していただきたい。仮に将来制限時間を緩和するのであれば、「サブ3・サブ4にはメダルの色または大きさを替える」等の工夫をしてみてはどうでしょうか?
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