今年こそ、快走！
サポートギアで
“不安ゼロ”のレースへ
今年こそ、快走！
田中孝一さん
走歴6年。今シーズンこそサブスリーをと考えている。
フルベストは3:22:13（2019かすみがうら）。
2018年12月、ハーフマラソンを自己ベストの1時間23分台で走ることができました。以前は後半失速型のレースをしていましたが、2019年春のかすみがうらマラソンでは克服して自己ベストが出ました。
一方で、35kmから思ったようにペースを上げることができず、余力を残してレースを終えることになりました。最近はインターバルなどスピードトレーニングも取り入れて、サブスリーを目指して練習中。秋のレースで目標達成できればと思っています。
松井コーチ
ハーフで1時間20分台を記録しているのなら、フルマラソンはまだまだ伸びるはず。田中さんは、比較的大きなフォームで走っていることで、フルマラソンでの身体の負担を大きくしている可能性があります。もう少しピッチを上げて、足数を増やすことを意識するといいかもしれません。
普段の練習では、「クロスコンプレッションショーツ」で、股関節をしっかり動かしながらペースを維持することを意識してください。これが終盤の粘りにつながります。また、レースでは「パワーレッグスリーブ」を使って筋振動を押さえ、終盤の疲労や足攣りを防止しましょう。
秋のレースでは、サポートギアで終盤のペース鈍化を最小限にして、まずは3時間5分から10分を目標としていただければと思います。そして、冬のレースでサブスリーを達成できるよう、焦らずに取り組んでください。
和田怜子さん
走歴6年。職場の仲間との練習会に参加するなど、楽しく走っている。
フルベストは5:11:10（2018 富士山）。
初めてフルマラソンを走ったのは2013年。決して速くはないけれど、走ることが楽しくて、それからも何回かフルマラソンにチャレンジ。でも問題は、後半35kmを過ぎるとどうしても歩いてしまうことです。
2018年秋に参加した富士山マラソンは、歩かずに完走することを目標に参加。中盤に長い上り坂があったりしてペースも一定にはならなかったのですが、エイドでは脚を止めないようにして、なんとか歩かずに完走できました。今シーズンこそは、自信を持って気持ちよく完走したいです！
松井コーチ
フルマラソンを5時間台で走るということは、身体の負担はとても大きくなります。補給をしっかり摂りながら、疲労をできるだけ軽減することが大切です。
補給で言えば、エイドでは一度止まってしっかり補給してもいいと思います。また、それに加えて、「ジップスター」にジェルなどを入れておき、自分の好みのものを補給することで、気持ちがシャキッとリフレッシュします。
また、「パワーレッグスリーブ」「パワーアームスリーブ」で、ふくらはぎや腕の負担を抑えましょう。筋振動を少なくすることで、疲労を軽減してくれます。とくにアームスリーブは、上端部分が擦れることがあるので、ワセリンを塗ったりしてケアしてあげると良いでしょう。
ちなみに、長い上りは余裕を持って走ることが大切です。周囲から遅れてもかまわないので、仲間と話しながら走れるようなペースで、無駄なグリコーゲン消費を抑えることが、後半粘るためのポイントです。
鶴薗則子さん
走歴3年。練習を積み、国内外の大会に積極的に参加している。
フルベストは4:05:50（2018 トロント）。
ランニングを始めたきっかけは、義理の姉夫婦に誘われて出場したハーフマラソン。３人の息子と練習して無事に完走し、ランニングに目覚めました。やがて月間200kmほど走ってフルにも挑戦。現在はサブ４を狙っています。
悩みは、レース後半から膝の外側に痛みが出てしまうことです。整形外科でレントゲンを撮ってもらいましたが骨は正常で、「腸脛靭帯炎」との診断。整体に通ったり、鍼を打ったりもしました。今年こそ、痛みのないレースをしたいです。
松井コーチ
レースでは、練習よりも長い距離を走るため、痛みが出ることが少なくありません。また、練習を重ねることで、レース本番まで筋疲労が残っている可能性があります。レース前に休養をしっかり取って、練習量を落とすことで、筋肉の柔軟性を回復できます。
練習では、膝関節をサポートする「マルチアクションニーラップ1」を使ってみてください。腸脛靭帯炎という診断がついているので、レース本番では「ランニング ニーバンド」をお守りとして持って走っていただければと思います。序盤で装着する必要はありませんが、途中で痛みが出たらニーバンドをグッと縛ることで症状を緩和し、後半を乗り切りましょう。
違和感がなければ、「コンプレッションショーツ」もレースで使ってみてください。股関節と体幹を安定させることが、快走につながるはずです。
着用して30km走をしました。クロスコンプレッションショーツで走りに安定感が出て、パワーレッグスリーブのおかげでふくらはぎの疲労も軽減された実感がありました。着用していても脚の動きが邪魔されないのがいいですね。
コーチの言う通り、私はストライドが大きめ。マクダビッドのギアを着用し、ピッチ走法を取り入れて後半の疲労を軽減させ、まずは3時間10分を狙います。そして良い大会があれば冬にもフルを走り、サブスリーを達成したいです！
パワーレッグスリーブとパワーアームスリーブは、締めつけが強すぎないコンプレッションで快適。とても動きやすいと感じました。また、汗をかいてもすぐに乾くので、身体が冷えることもありませんでした。
レース本番では、４つのポケットがあるジップスターは重宝しそう。コーチのアドバイスどおり、グミやジェルなどお気に入りの食べ物を入れて、しっかり補給しながら走ります。できれば５時間を切りたいです！
練習でクロスコンプレッションショーツを着用し、自然に姿勢が良くなる感じがしました。また、マルチアクションニーラップ1は、着地の衝撃が緩和されて膝の負担が軽くなるのを実感。汗をかいてもムレずに快適でした。
2種類のパッドがあるランニングニーバンドは、私には薄めのものが合っているようです。コーチに教えてもらったとおり、レースではお守り代わりに携帯します。今まで無頓着だった休養もしっかり取って、サブ4を目指します！
30km走などのロング走やレースが終わったら、帰ってお風呂に入るまでの間、「アクティブリカバリータイツ」を履くのがおすすめ。身体の回復を促してくれます。ストレッチやクールダウンも忘れないでくださいね。
また、マラソンシーズンの冷え対策と疲労回復のため、日常的に活用したいのが「コンフォートスリーブ」。練習中はもちろん、普段の生活で座位が多い方などにもおすすめです。疲労がぬけにくくなる、4-50代の走歴の長いランナーにも着用してほしいですね。
体幹を安定させ、パフォーマンスをサポートするコンプレッションショーツ。適度なコンプレッションで、骨盤・臀部・股関節の安定感を高めます。吸汗速乾に優れたhDcテクノロジー搭載で、ムレにくく快適。
タイトな装着感で、ふくらはぎを適圧でサポートしてくれるスリーブ。厚さ0.54mm、重さはわずか19gと、薄くて軽量。吸汗速乾に優れたhDcテクノロジー搭載で、過剰な汗ムレ・冷えも抑制してくれます。
着心地が良く、動きが制限されない快適なコンプレッションフィットで、腕の動きをサポートし、疲労を軽減。hDcテクノロジーで発汗による冷えやムレを防ぎながら、体温をコントロールします。
膝外側にかかる負担を軽減し、腸脛靭帯炎による痛みを緩和するバンドです。靴を履いたまま装着可能なラップタイプで、好みに合わせて圧迫力を調整可能。通気性加工により、汗ムレも軽減してくれます。
着脱自在のマルチパッドと上下２本のストラップが膝を包み込むようにサポートし、膝関節とお皿周りの安定性を高めてくれるニーラップ。膝の裏側は、通気性・柔軟性に優れたエアーパネルを採用し、肌ストレスを低減しています。
腰周りに快適にフィットして揺れにくいウエストバンド。4つのポケット（内2つに対候性ジップ付き）には、補給やスマホなどをたっぷり収納できます。中身が飛び出す心配もありません。
素材には、軽量で柔らかく、しなやかさが特徴の「Tactel」と、ストレッチ性と回復性に優れた「Lycra」を採用。適度な段階着圧設計により、疲労回復を促します。秋冬の冷え対策にも一役買います。※Tactel、LycraはInvista社の商標です
血液の環流を促し、体内の疲労物質を素早く取り除く段階着圧が特徴。レースやロング走後に、より素早い疲労回復が期待できます。伸縮性の異なる2種の素材を組み合わせているので、運動追従性にも優れています。
いよいよフルマラソンシーズン。誰しも、「今年こそ！」という目標を持っているはず。このページでは、さまざまな不安を抱える３人のランナーにクローズアップ。松井祥文コーチの監修で、マクダビッドのサポートギアを使った快走法を紹介します。
監修＝松井祥文コーチ
あすリード代表。健康運動指導士・ランニング指導員として、
市民ランナーを指導。フルベストは2:43:45（2012大阪）。