積み上げてきたトレーニングの成果をレースで100%発揮するには、
本番に向けたコンディショニングがひとつのカギ。
「そこでお薦めなのが入浴。効率的にセルフケアができ、
質の良い睡眠も得やすい、手軽な疲労回復法です」と話す栗原英則さんに、
マラソンシーズン中の走り込み時に最適な入浴メソッドをうかがいました。
亜細亜大学在籍中、陸上競技部で箱根駅伝出場を目指す。卒業後、鍼灸師・柔道整復師の資格を取得し、治療家としてランナーをサポート。自らも通勤ランなどで月間400kmを走る。40歳以降のベストは2時間48分45秒(東京マラソン2011)
マラソンシーズンを迎え、トレーニングに割く時間が増えている人も多いでしょう。半面、疲労回復に充てる時間が削られ、回復途中で次のトレーニングに臨まざるを得ず、納得いく内容にならなかったり、なかには故障してしまうランナーもいるかもしれません。
練習の成果を無駄にせず、勝負レースまで良好なコンディションをキープするためには「疲労回復をできるだけ早めること」がポイント。そこでお薦めなのが入浴です。
入浴はランナーにとって良いことづくめ。温浴効果による血行促進で疲労物質が排出されやすくなる、筋肉、関節の緊張がやわらぐ、浮力効果でリラックスでき、身体が軽く感じるなどさまざまなメリットがあります。
まして、重炭酸入浴剤である「ATHLETE Tab」を使えば、温泉に入ったような効果が期待でき、さらに疲労回復が期待できるかもしれません。
そして、入浴のもうひとつの大きな効能が「質の良い睡眠」を得やすくなること。温浴効果で、入眠時に体温が下がりやすくなって寝つきが良くなるうえ、深い眠りで脳も身体も休んでいる「ノンレム睡眠」の時間が長くなることが期待できます。ノンレム睡眠中には、疲労回復に有効な成長ホルモンが活発に分泌されると言われており、短時間で効率的に疲労回復をはかることができるのです。
入浴は半身浴ではなく首までお湯につかる全身浴がお薦め。理想は約15分以上連続してつかることですが、きつい方は5分入浴→1分間浴槽の外に出て休憩→入浴のサイクルを繰り返してもOKです。
土踏まずの縦横センターの線が交差した辺りを親指で強く押しながら、足指を開く・閉じる動作を、計10回目安にゆっくり繰り返します。これによって後脛骨筋、腓骨筋がほぐれ、シンスプリントや足底筋膜炎の予防、改善の効果が期待できます。
入浴と就寝の間は約90分間空けるのが理想的。寝つきが良くなるうえ、眠りが深まり、成長ホルモンの活発な分泌を促すことが期待できます。ただし、忙しい市民ランナーにとって、特に平日は「90分間」は厳しい設定かもしれません。難しい場合は勝負レースの2、3日前から意識して取り組み、当日を良いコンディションで迎えてみては。なお、アルコールはNG。寝つきは良くても眠りが浅くなり、理想的な疲労回復ができなくなる可能性もあります。アルコール以外の水分を、入浴前・後に多めに摂取してください。
入浴で身体が柔らかくなった状態でストレッチを行うのも適切なセルフケア。おすすめは寝転がって対角線の脚・腕を交互に伸ばすストレッチです。ただし、1、2、3…と数を数えるのではなく、深呼吸をものさしにするほうがリラックスできて副交感神経が優位に立ち、質の良い睡眠への準備を整えることができます。入浴で身体が軽くなり、筋肉や関節がほぐれたからと言って、張り切って動的ストレッチをするのはNG。交感神経が優位に立って脳が覚醒してしまい、眠りに入りづらくなる可能性があります。
アスリートたちに
使用されている入浴剤
「薬用 ATHLETE-Tab
(アスリートタブ)」
紀陽除虫菊株式会社はプロサッカーチームガンバ大阪のオフィシャルパートナーです。
2013年11月のパートナー契約の締結以来、アスリートタブをチームに提供し選手たちが使用しています。
2014年の三冠達成時には選手のコンディショニングに貢献しました。
主に自宅と、キャンプの時のホテルで使っています。週に2-3回、もう5年になります。チームドクターに勧められて使い始めました。コンディショニングに使っています。
自宅やキャンプの時に、使っています。良く温まり、リラックスできます。気分を切り替えられ、楽な気持ちで次の日に臨むことができます。
クラブハウスのロッカールームに、自由に使えるように置いてあるので、持ち帰って、自宅と遠征先のホテルで毎日使っています。とてもからだが温まり、気持ちがよく、もう手放せません。
紀陽除虫菊(株)はガンバ大阪を応援しています。
紀陽除虫菊株式会社が産声をあげたのは、明治43年(1910年)のこと。以来、1世紀以上にわたって「人間や自然、地球にやさしい」を基本理念に、ものづくりに取り組んでいます。製品の領域は蚊取り線香をはじめとする家庭用防虫・殺虫剤や住居関連商品、衛生用品などさまざまです。
今回紹介している入浴剤「ATHLETE Tab」の起源とも言える製品が、昭和初期に広まった入浴剤「ノボピン」。
時を超え、今度は「ATHLETE Tab」でスポーツ疲労の回復をサポートし始めた紀陽除虫菊株式会社。ランナーからも注目を集める企業になりそうです。