フィンランド発、
100年の歴史から生まれた
カルフ(KARHU)のランニングシューズ
「IKONI ORTIX(イコニオルティックス)」。
独自のテクノロジー
『フルクラム』(支点のチカラ)
から生まれる推進力を紹介します。
楽しく快適に、加えて効率的に走るために開発されたカルフの
オリジナルテクノロジー『フルクラム』についてブランド
マネージャーのジョーダン・キンリー氏に伺いました。
語り手
(カルフ グローバルブランドマネージャー)
2002年から4年間、1500mを専門で走ったランナー。米国ブラウン大学の代表を務め、アイビーリーグ選抜選手として3度出雲駅伝に出場。
フルマラソンの自己ベストは2時間24分(Charlotte Thunder Road Marathon)。
A1重心移動をスムーズにすることで、ランニングの効率を高めるための「カルフ」独自のテクノロジーです。『フルクラム』によってラクで快適なランニングが実現します。『フルクラム』というのは、「テコの支点」という意味なんです。
A21916年にフィンランドのヘルシンキで創設されたスポーツブランドです。20年代に陸上界を席巻した「フライング・フィン(空飛ぶフィンランド人)」と呼ばれるフィンランドの陸上選手たちも、カルフのシューズを履いて活躍したんですよ。
A3はい、長い歴史の中で、さまざまなテクノロジーを世に出してきました。70年代には世界初の「エアクッション」を、そして80年代に、現在「カルフ」のコアテクノロジーとなっている『フルクラム』を発表しています。
A4ミッドソールに搭載された逆三角形のパーツが「フルクラム」です。着地点から前方向へとスムーズに重心を移動させることができるようになるんです。左右や上下の無駄な動きが低減されるので、その分エネルギーの消費も少なくなり、よりラクに走れるようになるというわけです。そしてもうひとつ、「カルフ」には『オルティックス』というテクノロジーがあります。
A5足裏のフィット感を高めて、より快適なはき心地を実現した機能です。通常のシューズは、ミッドソールの上面、つまり足裏に当たる部分は平面でできているのですが、「カルフ」はそこが足裏の凹凸に合わせて緩やかな曲面になっているんです。これによってまるで包み込まれるような快適さが生まれます。ぜひ、足を入れて体験してみて欲しいですね。
A6『フルクラム』と『オルティックス』、2つのテクノロジーに加え、数十万人の足の3次元デジタルスキャンデータを基に設計したfit id™という新しいラストを採用しています。従来のモデルに比べ、さらにフィット感が上がっていて好評です。
A7あらゆるレベルのランナーに履いていただけますが、特にフルマラソン3時間半から4時間半ぐらいの走力の方に勧めたいです。クッション性もあるので、足を衝撃のダメージから守ってくれる一方で、『フルクラム』の効果でスピードを上げた走りにも対応します。ジョグからレースまで活用範囲が広いモデルです。
足や身体に最も負担がかかる着地時の衝撃を吸収し緩和する。足に生じる左右のブレも抑えられる。
着地後、フルクラムが支点となって、着地点から前方へとスムーズな体重移動を促してくれる。
着地点で吸収された衝撃が「推進力」を生み出す力に変わり、効率的な足運びが可能になる。
1/2レングスのフルクラムパーツ搭載でスムーズな体重移動が促進力を生む。
3/4レングスのフルクラムパーツを搭載。屈曲性と安定性を両立している。
フルレングスのフルクラムパーツを搭載し抜群の安定感が特徴。
「エアクッション」、「フルクラム」、そして「オルティックス」。
カルフは革新的テクノロジーを発表し続けているスポーツブランドです。
「カルフ」はスポーツ用品を作る工房からスタートし、ランニングスパイクの製造に着手。フィンランドではストックホルムオリンピックで長距離3種目を制したハンネス・コーレマイネン選手や長距離種目を専門とし、オリンピックで8個のメダルを獲得したビレ・リトラ選手らが競技会で履き大活躍を収める。
「カルフ」はオリンピックでフィンランドのオフィシャルサプライヤーになる。「フライング・フィン」(空飛ぶフィンランド人)として世界に知られたパーヴォ・ヌルミ選手は、3つのオリンピックに出場し、9個の金メダルを獲得した。
30年代に入ると「カルフ」は従業員に休憩中のトレーニングを奨励した。世界大恐慌時代にも「カルフ」の人気は留まることはなかったが、第二次世界大戦時には軍人が使用する迷彩服、小隊用テント、アーミーブーツ、リュックサック、フィンランド陸軍用スキー板を製造した。
1952年のヘルシンキオリンピックで「カルフ」のスパイクを履いた15人が金メダルを獲得。「カルフ」は競技用シューズにおけるリーディングメーカーの地位を確立する。当時シューズに施していた3本のストライプは、ウイスキー2本と1600ユーロで某メーカーに売却したという逸話が残っている。
70年代に開発されたエアクッションミッドソールを搭載した「チャンピオンエア」は、100万足以上売れトップセラー商品になる。1975年、オレゴンで開催されたフィンランドツアーにもエアクッションシリーズが使用された。
「フルクラムテクノロジー」を大学機関と共同開発。「カルフ」のテーマは常に「前に進むシューズ」。多くのシューズメーカーがエアーなど垂直方向の衝撃吸収パーツを開発する一方で、“ランニングは前に進む競技である”という信念を貫き、それが現在の『IKONI ORTIX』に繋がっている。
トップ市民ランナーも
カルフのフルクラム
テクノロジーを実感!!
フルマラソンのベストタイム 2時間27分20秒(福岡国際マラソン2018)
「実際に『IKONI ORTIX』で走って感じたのは、とにかく足がブレないシューズだということ。 接地から蹴り出しまでの体重移動がスムーズに行えて、走行中、身体の上下左右のブレがほとんどないことに驚きました。このシューズの特長であるフルクラムの効力がしっかり感じられて、安定感もあります。ひとことで言うと“地面からの反発が全て前へ進むエネルギーになっているな”、という印象です。エネルギーロスが少ないので、長い距離を走っても疲れにくいシューズだと思いました。距離走やLSDに使いたいですね」
POINT
「接地から蹴り出しまで体重移動がスムーズで身体がブレないシューズです」(小澤さん)
フルマラソンのベストタイム 2時間48分36秒(古河はなももマラソン2018)
「私は偏平足気味なこともあり、シューズ選びでこだわっているのはアーチの部分の感触です。『IKONI ORTIX』はアーチの支えが足裏にすぐに馴染んで、まるで足と一体になったかのようなフィット感があります。“気持ちいい”という感じ。さらに驚いたのが着地の衝撃が『前に進む力』に変換される時、このアーチ部分を中心に、最適なアライメントを作り出してくれることです。着地から体重移動、蹴出しまでの連続動作が実にスムーズ。走っていて脚&足への負担が少ないので、レースでも使ってみたいと思います」
POINT
「アーチをしっかりと支えてくれるのが嬉しい。一体感と共に前に進めます」(清水さん)
フルマラソンのベストタイム 3時間5分19秒(つくばマラソン2018)
「見た目以上に軽くて履き心地が良かったです。走行中、地面に足が接地した瞬間、クッション性があることを感じます。そのあと、足がしっかりとホールドされたままトゥ部分に移動。トゥ部分の素材がしっかりしていて、想像以上に蹴り出しやすくグングン進む!“これがフルクラムの推進力だ”と感じました(試走前に少し勉強^^)。そしてデザインが素敵。フィンランドの国旗を思わせる青色に黄色のラインがかっこよく、かかと部にあるクマのロゴ(カルフのロゴ)がキュートで、LSDなど、練習でも使いたいです」
POINT
「前に進む感覚が楽しくて、どこまでも走っていけそうです」(黒田さん)
フルクラムテクノロジーを
感じる最新モデル
For Sub Four Runner