日刊ランナーズ

サンフランシスコマラソン(米・カリフォルニア州)で「粋」な試み
ランナーと車は共存できる!!

 7月29日(日)にアメリカ・カリフォルニア州で行われたサンフランシスコマラソン(約1万7000名が出場。種目はフルマラソン、ハーフマラソン、5kmウォーク。フルマラソンは朝5時半よりウエーブスタート、制限7時間)ではコース中数カ所で、ランナーをストップさせることなく、車や人を一時的に通行させる「ランパス(通称)」が行われた。
 これは本コ−スをAコースとすると、平行するもう一本のコースをBコースとし(AコースとBコースの距離は同じ)、ランナーをAコースとBコースの交互に流す方法。その間でランナーが通らない時間に車を通してしまおう、という方法だ。その間隔は1~2分なので長い信号があるようなもの。これによって渋滞は全くなく、車とランナーが見事に共存できることになる。この「ランパス」が42kmのコース上になんと5カ所も設置されていたため、ドライバーは一般的な、マラソン大会=交通規制(交通渋滞)をほとんど感じることがなかったようだ。この方式、初めはヨーロッパの大会で運用され始めたが、最近ではアメリカでも広がる気配を見せている。ちなみに今回のランパス誘導のランナー側の指揮をしていたのは皮ジャンを着たバイカーのおじさんたち。毎年お馴染みのボランティアで、横にはハーレーが鎮座していました。

(2007年8月6日)

ゴールするランナーのこの笑顔は、ランナーストップがなかったからこそ!?

ゴールするランナーのこの笑顔は、ランナーストップがなかったからこそ!?

バックナンバー確認