日刊ランナーズ

8月6日(日) 沼津千本浜トライアスロン大会出場記

 何とか富士登山競走も無事に終え、普段はランニングが専門ですが、今週は学生時代の仲間とトライアスロン駅伝に参加してきました。3人がそれぞれ3種目を行い、リレーする形式で行われます。足首に巻き付ける記録用のバンドがタスキ代わり。2走の私はスイム500m、バイク20km、ラン5kmを走りました(1走だけスイムが750m)。
 水泳が苦手な私は「とにかく無事に陸に上がれればOK」という状態。レースに出るときの心配ごとは常に「波があるかないか」の1点のみ。さて、今回はというと、風もなく海面はまるでプールのように静かでした! しかし、だからといって速く泳げるわけではありません・・・。ウエットスーツを着ているので沈む心配はありませんが、ジグザグと蛇行しつつ、何度も顔をあげ、おそらく50m以上は余計に泳いでいたはず。陸に戻ってきたときには心底ホッとしました(やっぱり専門はランニングですから・・・)。
 バイク、ランもそれぞれ単独でやるのとは大違い。前の種目の疲労は隠せません。このあたりが素人の象徴でしょうか!? バイクでは腕が攣りそうになり(実際、ウエットスーツを脱ぐときに右肩が攣ってしまいました)、ランでは太ももに力が入らず・・・。
 ですが、そんな初心者も楽しめる(?)のが、この大会のいいところ。距離も適度で、何より仲間と一緒というのが心強い。アンカーの到着を待って、3人で肩を組んでゴールするときにはレースの苦しさも吹っ飛びます!
 日に焼けた肌に残るナンバリング(腕や脚にナンバーをマジックで書きます)がちょっと恥ずかしくもあり、「トライアスロンやってきたよ」と人に見せたくもなったり・・・(笑)
 そして今朝、起きてみると上半身を中心に筋肉痛が。これも普段使っていない筋肉を使った証拠。暑くて、走るのが辛い夏場にはちょっと目先を変えて、別のスポーツに挑戦するのもいいかもしれませんよ。

(2006年8月7日 ランナーズ編集部/松田亜起)

ズラリと並んだバイクは壮観。全部を合計するといったいどのくらいの金額に・・・!? なんて、つい考えてしまう私です

ズラリと並んだバイクは壮観。全部を合計するといったいどのくらいの金額に・・・!? なんて、つい考えてしまう私です

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