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クーパー博士(米)によって提唱された運動。酸素を使わない無酸素運動に対して、酸素を使って生み出されたエネルギーを利用して行う運動のこと。エアロビック・エクササイズとも呼ばれる。組織への酸素供給が十分なときに、細胞のミトコンドリアのなかで、主にブドウ糖と脂肪が分解されることによって、このエネルギーが生み出される。ジョギングは有酸素運動の代表で、心肺持久力、筋持久力、さらに全身持久力を高めることができる。ダイエットにランニングが有効なのは、この酸素を使ったエネルギー供給機構によって、脂肪が分解されるためである。
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ランニング時に脇腹に起こる痛みのこと。腸内にたまったガスや、オーバーペースによる内臓虚血(血液が筋肉や皮膚に優先的に流れ、消化器系の血液量が減少し、腸痙攣が起こる)などが原因。予防には、レース前日から、腸にガスがたまりやすい食品を口にするのは避け、スタート前に排便を済ませておくこと、オーバーペースに注意することなどが有効。レース中に腹痛が起きてしまった場合は、まずはペースを落とし、ガスが原因の場合はお腹をさすってガス排出を促進する。オーバーペースが原因の場合は深呼吸を繰り返して、身体に酸素をたくさん送り込み、脇腹が痛まない範囲で少しづつペースを上げていくとよい。
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