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- 回答No.1
- 回答者
- リイチ[165816]
- 回答日時
- 2021/05/04 12:49:17
アキレス腱炎の症状が強くて、大変かと思います。
腫れが強いようですね。傷ついた組織は、修復過程で太く硬くなります。骨折すると、折れた部分は一時的に太くなるのと同じです。また、筋肉と異なり、腱は血流が悪く、修復に時間がかかり、修復された組織は以前より硬くなります。特に動かし始め(強く伸ばした後)が痛いのも、特徴です。
PRP注射は修復を早めるかもしれませんが、治療した部分は以前と異なった状態になっているので、治癒した部分の柔軟性を取り戻すには、リハビリが必要になります。根気が大切です。
リハビリは、ストレッチ(背筋~臀部~ハムストリング~アキレス腱)と、体幹+下半身中心筋トレが中心になります。腫れが引くまでは、早歩き位に留めてるのが無難かと思います。
また、アキレス腱炎になる人は、スピードを上げようと、足先で蹴って(ふくらはぎを多用して)走るタイプの方が多いと思います。体幹を使った走りのフォームの習得も必要かもしれません。以上ですが、参考なれば幸いです。
- 回答No.2
- 回答者
- はっちゃん[139127]
- 回答日時
- 2021/05/05 15:15:57
はっちゃんと言います。走歴28年目。サブ3も二度達成したことがあります。現在はサブ3.5を維持して日々トレーニングに励んでいます。幸いにして、私自身はPRP療法をしたことがありません。他人から引いた話と経験上からお答えできればと思います。
まず、PRP療法ですが、ご自身の血液を採取して遠心分離機で固形成分である血小板、液体成分である血漿を取り出し、患部の注射する治療法です。血小板のはたらきは血液を凝固、つまり固めること。血漿のはたらきは細胞に栄養を運び、細胞から老廃物を運び出すこと。この場合の血小板は血液を固めることを期待していなくて、自己治癒力をアップさせる因子(メッセージ物質という)を出させて治りを進める。そんなことを期待しての治療方法です。
ですから、当然個人差がありますし、取り出す血液量と戻す量によって違いがあったり、故障した部位によっても痛いするほど効果が表れなかったりします。
慢性的な故障でステロイド剤も効かない場合に最終的に取る手段だとも聞いたことがあります。また、野球選手やサッカー選手のようにある試合までに間に合わせたい場合などに採用されることがあります。自由診療で保険がきかないのはそのためでしょうね。
まず、焦らないことです。お若いので多少の痛みに耐えて運動できてしまっていたから、だましだましできると考えているように思えます。ですが、これからずっと走っていきたいのであれば、この一年でも二年でも我慢するつもりで耐えましょう。走らないことです。でも、地面に着地する衝撃がなければ、自転車に乗ることでも脚を鍛えることはできます。もちろん、特異性の原理で走ることの練習は走ることでしか鍛えられませんが、自転車のようにクロストレーニングをしておくことで、走ることを再開したときに違和感が少なくなるでしょう。体幹トレも再開して効果がある部分です。
私もこれまで様々な故障をしました。一人で練習しているので、故障した時も自分でいろいろと試しながら治しました。とにかく、痛みがなくなるまで、熱をもっていたら患部を冷やしたり、何でもなければマッサージしたりして血流を良くし、自己免疫力や治癒力を信じて気長に治療してください。
まず、PRP療法ですが、ご自身の血液を採取して遠心分離機で固形成分である血小板、液体成分である血漿を取り出し、患部の注射する治療法です。血小板のはたらきは血液を凝固、つまり固めること。血漿のはたらきは細胞に栄養を運び、細胞から老廃物を運び出すこと。この場合の血小板は血液を固めることを期待していなくて、自己治癒力をアップさせる因子(メッセージ物質という)を出させて治りを進める。そんなことを期待しての治療方法です。
ですから、当然個人差がありますし、取り出す血液量と戻す量によって違いがあったり、故障した部位によっても痛いするほど効果が表れなかったりします。
慢性的な故障でステロイド剤も効かない場合に最終的に取る手段だとも聞いたことがあります。また、野球選手やサッカー選手のようにある試合までに間に合わせたい場合などに採用されることがあります。自由診療で保険がきかないのはそのためでしょうね。
まず、焦らないことです。お若いので多少の痛みに耐えて運動できてしまっていたから、だましだましできると考えているように思えます。ですが、これからずっと走っていきたいのであれば、この一年でも二年でも我慢するつもりで耐えましょう。走らないことです。でも、地面に着地する衝撃がなければ、自転車に乗ることでも脚を鍛えることはできます。もちろん、特異性の原理で走ることの練習は走ることでしか鍛えられませんが、自転車のようにクロストレーニングをしておくことで、走ることを再開したときに違和感が少なくなるでしょう。体幹トレも再開して効果がある部分です。
私もこれまで様々な故障をしました。一人で練習しているので、故障した時も自分でいろいろと試しながら治しました。とにかく、痛みがなくなるまで、熱をもっていたら患部を冷やしたり、何でもなければマッサージしたりして血流を良くし、自己免疫力や治癒力を信じて気長に治療してください。
コメントありがとうございます。
まずは焦らないこととのお言葉、痛み入ります…笑
不安な中ではありますが、腰を据えてじっくりと治していきたいと思います。
まずは焦らないこととのお言葉、痛み入ります…笑
不安な中ではありますが、腰を据えてじっくりと治していきたいと思います。
- 回答No.3
- 回答者
- まるちゃん[7782537]
- 回答日時
- 2021/05/05 23:40:53
ひらの様、こんばんは。
京都の整形外科クリニックでPRP療法を行っている整形外科医です。フルマラソンは3時間前後で走っております。
辛い症状ですね。治療への不安と走られないストレスですごくお困りのことと察します。
記載していただいている症状から推測すると、アキレス腱炎のほか滑液包炎が併発しているような症状と想像します。
<PRP療法>
PRP療法は再生医療のひとつで自分の血液の成分だけで治療するため、副作用は少なく、本人さんの治癒能力を最大に発揮できる治療法です。通常の保険治療とは異なり自費診療となりますが痛みを治す効果はかなり高い印象です。
<治癒していく期間>
私の場合、患者様には、治療後から3か月ほどは治癒が促進されるとご説明しております。
ですので、ひらの様は7月ごろまでは痛みが軽減していく可能性があります。
またひらの様の場合、発症してから2か月程度と短期間での治療でしたので治療効果は期待できそうな印象です。
<治療後の過ごし方>
治療後は患者様ご自身によるコンディショニングが重要とご説明しております。具体的には、十分なふくらはぎのストレッチ、保温、物理療法などの通院、フォーム改善、シューズの見直しなどです。アキレス腱炎ですので、特にストレッチ、保温は徹底的に行います。PRP療法を受けた医療機関にこまめに通院できない場合は、お近くの整形外科クリニックで物理療法、理学療法などの通院は必要と思います。再発防止のためにもそれらは継続して行います。
<練習再開のタイミング>
治療後の練習の復帰ですが、私の場合は痛みに合わせて治療の翌日から再開が可能とご説明しております。患者様自身の日々のコンディショニングと並行して、軽くジョグから始めてゆき、ペースをあげてゆきます。心肺能力を落としたくない場合はエアロバイクなどで心拍数を上げていくリハビリも有効かと思います。症状がほぼなくなったら思いっきり走り込んでください。
かなり不安だと察しますが、治った先にはレベルアップが待っておりますので、以上の内容を選択肢の一つとして参考にしていただければ幸いです。
京都の整形外科クリニックでPRP療法を行っている整形外科医です。フルマラソンは3時間前後で走っております。
辛い症状ですね。治療への不安と走られないストレスですごくお困りのことと察します。
記載していただいている症状から推測すると、アキレス腱炎のほか滑液包炎が併発しているような症状と想像します。
<PRP療法>
PRP療法は再生医療のひとつで自分の血液の成分だけで治療するため、副作用は少なく、本人さんの治癒能力を最大に発揮できる治療法です。通常の保険治療とは異なり自費診療となりますが痛みを治す効果はかなり高い印象です。
<治癒していく期間>
私の場合、患者様には、治療後から3か月ほどは治癒が促進されるとご説明しております。
ですので、ひらの様は7月ごろまでは痛みが軽減していく可能性があります。
またひらの様の場合、発症してから2か月程度と短期間での治療でしたので治療効果は期待できそうな印象です。
<治療後の過ごし方>
治療後は患者様ご自身によるコンディショニングが重要とご説明しております。具体的には、十分なふくらはぎのストレッチ、保温、物理療法などの通院、フォーム改善、シューズの見直しなどです。アキレス腱炎ですので、特にストレッチ、保温は徹底的に行います。PRP療法を受けた医療機関にこまめに通院できない場合は、お近くの整形外科クリニックで物理療法、理学療法などの通院は必要と思います。再発防止のためにもそれらは継続して行います。
<練習再開のタイミング>
治療後の練習の復帰ですが、私の場合は痛みに合わせて治療の翌日から再開が可能とご説明しております。患者様自身の日々のコンディショニングと並行して、軽くジョグから始めてゆき、ペースをあげてゆきます。心肺能力を落としたくない場合はエアロバイクなどで心拍数を上げていくリハビリも有効かと思います。症状がほぼなくなったら思いっきり走り込んでください。
かなり不安だと察しますが、治った先にはレベルアップが待っておりますので、以上の内容を選択肢の一つとして参考にしていただければ幸いです。
コメントありがとうございます。現役の先生からご意見を頂戴できるとは思っておらず大変恐縮です…!
PRP治療の詳細をご教示頂きありがとうございます。参考にさせて頂きます。
一点、練習再開のタイミングについてですが、痛みが出なければ走っても大丈夫なのでしょうか?
ゆっくりとしたペースで6,7キロ程度であれば、違和感はあるものの走れないことはない…という感覚です。
しかし、これまでは結局それでぶり返しているという状況でした。また、腫れは一向に引いていません。
目安として、腫れが引くまでは走らないようにしようとも思うのですが(だいぶストレスですが笑)、PRP治療の場合は極力患部を動かした方が良いとも聞きます。
もしお時間がありましたら、コメント頂けると幸いです。
PRP治療の詳細をご教示頂きありがとうございます。参考にさせて頂きます。
一点、練習再開のタイミングについてですが、痛みが出なければ走っても大丈夫なのでしょうか?
ゆっくりとしたペースで6,7キロ程度であれば、違和感はあるものの走れないことはない…という感覚です。
しかし、これまでは結局それでぶり返しているという状況でした。また、腫れは一向に引いていません。
目安として、腫れが引くまでは走らないようにしようとも思うのですが(だいぶストレスですが笑)、PRP治療の場合は極力患部を動かした方が良いとも聞きます。
もしお時間がありましたら、コメント頂けると幸いです。
- 回答No.4
- 回答者
- AfteryouNext[213235]
- 回答日時
- 2021/05/09 17:58:30
ステロイド注射などの炎症を抑える治療とは違い、PRP療法はあえて炎症を起こすことで自然治癒を促すとお考えください。
治療後3~4日間は細胞の代謝が活発に行われるため、患部の炎症反応による痛みや腫れなどが生じることがありますが、その後自然に消失して行きます。
3週間~4週間後に経過をチェックします。腱炎の場合、一度で治ることも多いのですが、痛みが軽くはなったがまだ残っている、という場合には同様な処置を2~3回程度繰り返すことがあります。
治療後3~4日間は細胞の代謝が活発に行われるため、患部の炎症反応による痛みや腫れなどが生じることがありますが、その後自然に消失して行きます。
3週間~4週間後に経過をチェックします。腱炎の場合、一度で治ることも多いのですが、痛みが軽くはなったがまだ残っている、という場合には同様な処置を2~3回程度繰り返すことがあります。
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