ランニング基礎知識
ランニング後のおすすめ入浴法
お風呂には、筋肉を緩め、疲労物質を除去しやすくする水圧・浮力の恩恵があり、シャワーだけでは期待できない疲労回復効果が望めます。レース後など、疲れがたまっている時は「低温浴」を実施しましょう。水温38~39℃くらいの湯に30分~1時間ほどかけて入り、じっくりと身体を温め、血流を良くしていきます。時間をかけて入ることで芯から温まることができます。
お湯に入ったら身体全体のチェックを。酷使した筋肉や足の裏、足の指先、身体の末端部分などを、張りがないかどうか、手を使っていたわるように確認します。湯船の中では、筋肉が温まり、かつ浮力があるためマッサージもしやすいはず。ときには、全身を優しく揉みほぐしてみましょう。とくに疲れが激しい部位があれば、お風呂で温まり、冷水のシャワーを15秒浴びることを交互に5回繰り返す「交代浴」が疲労回復に効果的です。
入浴後は、水やスポーツドリンクなどでしっかり水分を補給しましょう。ビールは入浴後ならけっこうですが、入浴前のアルコールは絶対にやめましょう。