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RUNNERS WOMAN SPECIAL

ビギナー女子の素朴な疑問に答えます!【第8回】 夏のランニング、暑さ&紫外線対策どうしてますか?

今月の質問 夏のランニング、暑さ&紫外線対策どうしてますか?

Q. 夏になると気になるのは暑さと強い日差し。みなさんどんな対策を講じてますか?

涼しい秋冬と違って、暑さの中走るのは結構キツイ。暑いことで有名な埼玉県熊谷市で開催された「くまがや夏マラソン in スポーツ文化公園」に出場した女性ランナーたちに、その対策をお聞きしました。


砂川 めぐみさん(IT関連企業にお勤め・ランニング歴1年)

「まずキャップとサングラスは大事です。ウエアはノースリーブだけど肌には日焼け止めを塗ってます。そして、ミネラル不足に陥らないように塩熱サプリを持って走ります」
発汗で塩分をはじめとしたミネラル分が不足してしまうため、特に暑い時期はランニング中のミネラル補給は重要といいます。
「夏のトレーニングは、いつものコースにこだわらず、木が多い木陰のある所を走るようにしています」

砂川 めぐみさん(IT関連企業にお勤め・ランニング歴1年)

齊藤 裕美さん(メーカーにお勤めの会社員・ランニング歴3年)

「夏に弱いので鍛えるために、先週は富里スイカロードレース、今日は熊谷、そして来週もハーフの大会にでる予定です(笑)」
夏場によいトレーニングをするため、あえてこの時期の大会にエントリーし、レースを練習代わりにしているのだとか。
「自分ひとりの練習より、大会だと安全に走れるので。エイドステーションの多い大会を選ぶようにしています」
フッと見ると、なんと胸の中に大きなスポンジが!
「給水のたびに胸のスポンジにも水かけていました(笑)」
サングラスと首元を冷やしてくれるネッククーラーも大活躍でした。

齊藤 裕美さん(メーカーにお勤めの会社員・ランニング歴3年)

菊地 淳子さん(書道教師・ランニング歴5年)

「今日ははじめての夏の大会なので、紫外線対策をバッチリしました! サングラスは目を守るだけでなく、集中力も上がります。アームカバーとグローブ、ネックカバー…」
そして、キャップ後ろには首の後ろをかくしてくれるカバーも。
普段の練習は、早朝4時半くらいなので、夏でも涼しいのだとか。
「走り終わってから高校生の子どものためのお弁当づくりがあるので早いんです(笑)」
それだけに、日中走る本日のレースでは完全防備で臨みました。

菊地 淳子さん(書道教師・ランニング歴5年)

福島 佳代さん(看護師・ランニング歴3年)

おいしくビールを飲むために走り始めたという福島さん。
「夏場の練習は涼しい時間帯にして、無理にペース上げないことがコツです。きついと思ったらやめる。それと、食欲が落ちる時期なので、食事に気をつけて特に炭水化物が減らないように注意します」
もちろん、お肌には日焼け止めも忘れません。
「レースでは、日焼け止めスプレーが便利です。今日は塩アメをもって、
全エイドで給水して走ります!」

福島 佳代さん(看護師・ランニング歴3年)

細田 晴美さん(流通系の企業にお勤め・ランニング歴10年)

最近ではトレイルやウルトラマラソンにも出場しているという細田さんは、今回はフルマラソンにエントリー。
「この大会はエイドも充実していますけど、わたしはボトルポーチにドリンクを携帯して走ります。スイカ味でミネラルを素早く吸収できる、メダリスト 補水液用ハイポトニックパウダーファストウォーターです」
気温が高く、走行距離(時間)が長いほど、水分だけでなく、ミネラル補給が重要ですよね。
紫外線は気になるけど、肌はカバーせず、あくまでも動きやすいウエアをセレクト。
「でも、しっかり日焼け止めは塗っていますよ」

細田 晴美さん(流通系の企業にお勤め・ランニング歴10年)

宮崎 まなみさん(障がい者施設職員・ラン歴1年半)

「登山のようないでたちですが(笑)、キャップよりこういう帽子のほうが、顔まわりの紫外線をカットしてくれるので…」
宮崎さんが選んだのは登山用ハット。頭にしっかりフィットさせて風で飛びにくい設計になっています。
「ネックカバーは、水でぬらしてヒンヤリする素材です。そこにハッカオイルを少したらしてスッとするようにしました」
アームカバー、ロングタイツで肌をカバーして紫外線対策も万全。
「まだビギナーですが、少しずつ走れる距離を延ばしています。年内に30kmくらい走れるようになったらいいのですが…」

宮崎 まなみさん(障がい者施設職員・ラン歴1年半)

右から:岩野 真優子さん(ランニング歴10年)、土屋 美樹さん(ランニング歴5年)

大学時代のお友達どうし。
「冬のレースでサブ4を目指しているので、夏も走り続けるため、練習を兼ねてこの大会にエントリーしました。夏の大会は実ははじめて。小まめに給水する予定です。たっぷり日焼け止めをぬって、あとサングラスは必需品ですね。冬のレースではタイムを気にしながら走りますが、今日は暑いので、無理のないペースで走りたいです」(岩野さん)
化粧品メーカーにお勤めの土屋さんは、
「肌の日焼け止めはみなさんつけると思うけど、結構、髪の毛も紫外線でダメージを受けるんですよ。肌にも髪にも使える、スプレータイプの日焼け止めがオススメです!」

右から:岩野 真優子さん(ランニング歴10年)、土屋 美樹さん(ランニング歴5年)

松崎 香奈子さん(医師・ランニング歴4年)

「去年から夏場のモチベーションを維持するために、夏のレースに出るようになりました。冬場と違ってペースを落としてゆっくり走ります。
今日は全エイドで水をとって、エイドステーションに用意されていた梅干もいただいて、ネラル補給しました。」
練習は、平日は夜皇居で、土日にさらに1回程度自宅近くを走るそう。
次なる北海道マラソン完走目指して!

松崎 香奈子さん(医師・ランニング歴4年)

木内 のどかさん(造園業・ランニング歴2カ月)

「レース中は、エイドごとに水分補給をマメにして、首や腕に水をかぶっていました。それと、保冷剤やスポンジを首に付けて走りました。
友人が塩アメを用意していてくれて、エイドでいただく塩きゅうりも含め、ミネラル分をしっかりとりました」
造園関係のお仕事をされているので、仕事はいつもアウトドア。
「だから、今日だけでなく毎日日焼け止めはちゃんとつけています。
日頃の仕事のおかげか、暑さにはほかの人より強いほうですね」
走りながらも、仕事柄、公園の植栽が気になったようです。

木内 のどかさん(造園業・ランニング歴2カ月)

宮本 徳子さん(派遣社員・ランニング歴8年)

第1回の東京マラソンに当たって走り始めたという宮本さん。
「11月のさいたま国際マラソンのために、夏場も走ろうと、この大会にエントリーしました。今回は、給水は全エイドでとって、腿と首まわりに水をかけて冷やしながら走りました」
目を紫外線から守るためサングラスを、そして、頭がむれないサンバイザーをセレクト。
冬場は毎週レースというくらいで、年間15レースほど出場しているそう。
秋冬の大会で会心の走りをするためには、夏場の大会や練習でしっかり走っておくことが重要なようです。

宮本 徳子さん(派遣社員・ランニング歴8年)


取材・撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!


取材にご協力いただいた大会

くまがや夏マラソンin スポーツ文化公園
6月28日(日)
埼玉県熊谷市 

参加者数 855人
完走者数 715人



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