本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

トピックス

週刊ランナーズ

WEEKLY RUNNERS

走る仲間のスポーツ・マガジン「月刊ランナーズ」編集部スタッフが走って取材したランニング情報!

【週刊ランナーズ】喜多秀喜さんが語る日本選手権
「勝つイメージ」がなければ勝てない

6月22日発売の「ランナーズ8月号」では、宗兄弟や瀬古利彦さんと競い合った名ランナーで、今年64歳で2月の東京マラソンを2時間54分44秒で走った喜多秀喜さんの連載がスタートします。
喜多さんは神戸製鋼時代、1人で練習しながら5000m13分27秒、1万m27分48秒を記録。両種目でモスクワ五輪「幻の代表」となりました。そんな喜多さんに、23日から陸上の日本選手権が始まるのを前に、日本選手権の思い出や今年注目しているポイントを聞きました。

「一番思い出に残っているのは初めて優勝した1977年の日本選手権1万mです。私は大学4年時(1974年)の日本選手権5000mで3位になっていますが、日本インカレでも優勝できず、なかなか『勝つ』ということができませんでした。その頃は1位のゴールをイメージできず、レース後半は気持ちが不安定になっていたように思います。
この日本選手権に向けては、1000m×10本のインターバルで9本目までを2分50秒、ラスト1本は2分40秒で走るなどラストスパートを意識した練習を重ねました。レースは残り1000mまで大久保初男さんや宗猛さんなど5、6人がいたと思います。そこから練習通りのロングスパートをかけ、逃げ切ることができました(28分25秒9)。ラスト1000mは2分40秒を切って走っていたと記憶しています。
すると、これで自信がついて5000mも勝って2冠。ロングスパートが自分の武器になり、翌年も2種目で優勝することができました。練習では2000mや700mなどいろいろな距離のインターバルをしていたので、残りがその距離になると身体が反応し、400mあたり60~61秒で押していけるようになったのです。『勝つイメージ』を持つことはとても大切だと、それ以来思っています。

今年のメンバーでいうと、この『勝つイメージ』を持っているのが大迫傑君(ナイキ・オレゴンプロジェクト)だと思います。ボストンマラソンでも3位と好走しましたが、やはり5000mや1万mがしっかり走れないと世界で通用しないので期待しています。
他には、村山紘太君(旭化成)や設楽悠太君(Honda)、松枝博輝君(富士通)が『勝ち切るレース』ができるかも注目です。3000m障害に出場する市田兄弟(孝、宏、いずれも旭化成)にもいい記録を期待しています。
この時期は春と違って勢いだけでなく、地力とコンディションが整っていないといい結果が残せません。本当の強さが試されるともいえるので、注目してみてほしいと思います」

※今年の日本選手権では、男子1万mは23日午後8時スタート、5000mは25日午後5時15分スタートで実施。

1979年別府大分マラソンで優勝した喜多さん(右)。ランナーズ1979年4月号より

1979年別府大分マラソンで優勝した喜多さん(右)。ランナーズ1979年4月号より

※喜多さんの現役時代や現在の練習はランナーズ8月号でも紹介しています。

(ランナーズ編集部 行場)


記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ
詳しくはこちらRUNマイルを貯めよう!

大会エントリーや大会レポ投稿など、RUNNETのあらゆるアクションで貯まる「RUNマイル」。
1万マイル貯めるごとに、素敵なプレゼントが当たる「RUNマイルくじ」が引けます!

今月のプレゼント