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なんでもアンケート

NANDEMO ENQUETE

なんでもアンケート「レース当日の朝食、スタート直前の補給」

2017年2月17日

レース当日、朝食では「おにぎり」と「もち」
会場では「エネルギージェル」と「バナナ」が人気


大会当日の朝食は、なにかとレースに影響しそう。レース経験を積むほどに自分流のこだわが出てくるはず。そこでランナーの皆さんに聞いてみました。「レース当日の朝食、普段と変えている?」

普段とは違うレースのための朝食にしている人 61%


レース当日の朝食は普段とは違うなんらかの工夫をしているランナーは61%。
「フルのときだけ変えている。ハーフまでなら変える必要なし」という意見も複数見られたので、フルマラソンに限定すると比率はさらに上がりそうです。

普段と変わらない人……28%。
普段と変えているという回答は……61%




積極的にとるのは炭水化物「ごはん、もち」が人気

よくとるようにしているのが、エネルギー源となる炭水化物。半数以上の人たちが「ご飯やおにぎり」を中心にしています。普段はご飯やパンでも、レース当日は「お雑煮や焼もち」にしているという「もち派」も。また量も多めにしている人が多く、中には「普段の倍にしている」という人も。以下は回答者のうち、レース当日の朝食でよくとる炭水化物系の食品。2種類、3種類と複数とっている人も多い。

<大会当日の朝食でよくとるもの>
・ごはんやおにぎり……56%
・もち(焼もち、雑煮ほか)……31%
・バナナ……21%
・パン……17%
・うどん……10%
・カステラ……8%    
・エネルギーゼリーなど……8%  (複数回答)




コーヒーはトイレ頻度を上げないために避ける

一方、なるべく避けるようにしているものは以下のとおり。消化が悪く内臓に負担がかかるものや、トイレに行く頻度が上がりそうなものを避ける傾向がありました。

<大会当日の朝食で避けるもの>
・コーヒー、紅茶、緑茶……カフェインに利尿効果がありトイレにいきたくなるから
・牛乳や乳製品……お腹の調子が悪くならないよう
・繊維質の多い根菜やイモ類……レース中に便意をもよおさないため
・肉など動物性たんぱく質、生魚、海苔などの海藻……消化に時間がかかるものを避け内臓の負担を軽くする
・揚げ物など油っぽいもの


私たちのレース当日の朝食


食事はできるだけ朝起きてからすぐとるようにしています。だいたいレースの2、3時間前くらいまでにして、野菜・肉・魚・消化に悪そうなものは食べません。なるべくエネルギー源である糖質をとるようにしています。(マサムネ・男性)
 
「うどん&白米」という炭水化物てんこ盛りのメニューにしています。一方、カフェインは利尿作用があるため避けたほうがよいということで、コーヒー、紅茶、緑茶などは飲まないよう心がけています。(シーラ・女性)

ご飯の量をいつもの倍にしている。普段は朝食に生野菜やフルーツを食べるが、レース当日の朝は食べない。(さんたろー・女性)

普段はパンとコーヒーだが、レース当日は「もちか赤飯おにぎり」といった腹もちしそうなものと豆乳に。コーヒーは前日夜から避けている。(早起きマン・男性)

当日朝は「もち」を食べます、遠征先でもポットに個包装のものをいれれば柔らかくなって食べられます。(げんげん・男性)

ハーフやフルを走る日は、必ず朝、「雑煮」を食べています。消化が良いのに腹もちもよく、炭水化物満載とあって、これ以外考えられないくらいです。(まあちゃん・男性)


レース会場では6割の人がスポーツサプリを利用


スタート前のレース会場で摂取するものとして、約60%のランナーが、エネルギージェルなど市販のスポーツサプリメントを利用していることが分かりました。朝食時には8%の人しかとっていないため、これらのサプリメントは「スタート直前(からレース中)にとるもの」というのが確立されているようです。




<レース会場でとるエネルギー食>

主にエネルギージェルでとる……40%
主におにぎりなどの炭水化物系の食品でとる……29.5%
エネルギージェルとおにぎりなどの食品を併用……20%
その他……10.5%

また通常の炭水化物食品の中では、朝食時によくとる「ごはんやもち」が下がり、バナナが増えています。お腹に軽く、ケイレン予防にもなるカリウムも同時にとれるからでしょうか?

バナナ……23%
おにぎり……10%
カステラ……7%
もち……7%


こんな体験、あんな失敗


コンビニで売り切れ続出

大会開催地に前日入りしてコンビニに入ったら弁当がほとんど売り切れていて、仕方なく残っていた大盛りカツカレーを買って朝食にしたら、朝から胸焼けになった。(あつし・男性)

前日夕食から早めに

レース当日は朝早い時間に量をたくさん食べるのにいつも苦労するので、前日の夕食を早い時間に食べるなど工夫をしています。(しゃん・女性)


ホテルの朝食プランは時間を確認!

ホテルに前泊した際、朝食付きプランだったが、食事の開始時間では会場入りが間に合わないため断念。急遽、道中のコンビニでおにぎり等を調達して食べて間に合わせた。(YONEPI・男性)

食べ過ぎに注意

最初の頃はエネルギー不足になるのが心配で、家を出発前にたくさん食べ、レース前にもちょこちょこ食べ、レース中はエイドのフードを全部食べ…、とお腹いっぱいになってしまい、却って気持ち悪くなってしまったことが何回かありました。(FT・男性)

移動中の補給もあり

スタートから、食べる時間を逆算すると、電車の中や歩きながら食べないといけないときがある。そんな場合、やはりおにぎりは便利です!(タクヤ・男性)

補給食を預けてしまって…

大会に出はじめた頃、荷物を早く預けてしまい、待ち時間が長く食べ物、飲み物がなくて困ったことがある。今では補給食だけは別にして荷物を預けます。(ともたん・女性)


直前の補給はゴミが出るが…

スタートブロック整列後はゴミをすてられない。栄養ゼリーをスタート30分前にとったが、ゴミは、最初のエイドまで持って走りました。(あっちゃん・男性)

スタート前にも補給を

自宅からギリギリ日帰りで行ける大会に出場したときのこと。たっぷり朝ごはんを食べたつもりでしたが、スタート10時に対し、朝ごはんは5時台…。給食エイドが少なめの大会だったこともあり、ハーフ過ぎで視界が狭まり、走行困難に。30km手前でリタイアしてしまいました。それ以来レース当日の食事の時間、内容はきちんと考えるようにしています。(ぴょん・女性)




ある地方のフルマラソンに出場したときのこと。出発前に食べようと、赤飯おにぎりや餅菓子を準備していたにもかかわらず、寝坊してしまい…。仕方なく、恥ずかしさを抑えて、移動中の電車の中で食べたのですが、それを見て状況をうかがっていたランナーと思われる人たちが一斉に、おにぎりやらバナナを食べはじめ、車両全体が無言でモグモグ……。移動に時間がかかる大会では、食べるタイミングも悩みますね。(ケロちゃん)



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