月刊ランナーズでは、2004年から全国のマラソン大会の完走記録データを集計し、男女別1歳刻みでのランキングを発表しています。

この連載では毎週“ある年齢”をフォーカスし、11年分のデータから分析した傾向と2014年度のランキング（1～30位）などを紹介していきます。
※日本陸連公認コース使用の大会に限る。一部海外大会を含む
※対象大会：2014年4月～2015年3月

第3回は、1962-1964年生まれが対象となる男性51歳を紹介。
1963年の別府大分マラソンでは、寺沢徹さんがアベベの記録を上回る当時世界最高記録
（2時間15分15秒）で優勝。有名人では、フリーアナウンサーの宮根誠司さんが同世代です
（フルマラソン4時間15分57秒の記録をもつ）。

サブ3は男性完走者全体の中でもわずか3.1％と、市民ランナーにとってひとつの勲章。
51歳では1.7％と達成のハードルはさらに上がります。
そんな中、2014年度の男性51歳のサブ3達成者は、115人と過去最多となりました。

サブ3達成者が100人を割る年齢は10年前までは42歳でしたが、
44歳（2006年度）→47歳（2007～2009年度）→48歳（2010年度）→
→50歳（2011年度）→51歳（2012～2013年度）→52歳（2014年度）と変遷し、年々上がっています。

ちなみに、男性51歳の完走者全員の平均タイムは4時間29分26秒。20～41歳よりも速く、男性全体の中でも9番目です。
今週末は、つくば・大田原・福知山マラソンなどが行われ、自己ベスト達成を目指すランナーも多いはず。
サブ3を目指している51歳ランナーの皆さんはもちろん、一人でも多くのランナーが目標タイムを達成するよう、応援しています！！

●自分のランキングを知りたい、ルールや対象大会を知りたい人はこちらからチェック！
⇒ https://runnet.jp/runtes/ranking/