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RUNNETスタッフの「これよかったです!」

効果てきめん!腹筋完全オリジナルレシピ&マニュアル&動画付き!

腹筋ローラー(腹筋完全オリジナルレシピ&マニュアル&動画付き!)

<富士五湖ウルトラ2回優勝の西村 周之さん(46歳)が
      腹筋ローラーがなぜランニングにいいのかを語る!>

◆僕が腹筋ローラーを使い始めた理由

走歴23年目を迎える僕も、走り始めて10年目までは永久にタイムが伸び続けるものだとっていましたが、突然にタイムの伸びは止まりました。ちょうどその頃挑戦したウルトラマラソンの効果もあってか、フルマラソンのタイムは再び伸びはじめたのですが、12年目からはまた低迷。いつしかフルマラソンの自己ベストはほぼ諦めていました。その頃、ランニング仲間との会話の中で出てきたのが腹筋ローラーでした。

◆次元が違う筋肉痛に
皆さんと同じように、僕もそれまでは毎日せっせと上体起こしの腹筋運動やジムのマシンを使ったいわゆる腹部を「縮める」動きの腹筋運動はしていました。ランニングには「腹筋が必要」「体幹を鍛えろ」というのが一般論になっていますからね。さて、初めてやった腹筋ローラーの感想ですが、「すごい!」のひと言に尽きます。何が凄いのかというと、毎日腹筋運動をやっているにもかかわらず
翌日に現れた筋肉痛が凄かったのです。久しく経験したことのない次元の違う筋肉痛でした。
「あれ?あれだけ毎日腹筋をやっているのになぜこんなに効くのだろう?」と新鮮な驚きがありました。

◆自分の壁を破ることができた!
数日続けるているうちに、走りも、またお腹周りの見た目にも変化を感じることができました。
そうして腹筋ローラーが習慣になり、どんどん負荷や回数を増やしていき、その度に新たな
筋肉痛が発生するのでした。
やがて迎えた走歴15年目のフルマラソンで、まさかの2時間40分切りの自己ベストが出たのです。
走歴15年での自己ベストは僕の周囲でもいまだ聞いたことはありませんでした。その後は当時
本格的に取り組んでいたスパルタスロン(ギリシャ・246km)、Badwaterウルトラマラソン(217km)も
2回完走するなど、走りに安定が出たと実感しています。

◆腹筋ローラーはレースの8週間前から
現在、腹筋ローラーは年間を通してやっている訳ではなく、レースの8週間前から
行なうようにしています。ちなみに、今年のBadwaterウルトラマラソン前は専属
トレーナーによるマンツーマン指導で腹筋をはじめ全身を鍛え抜いたのですが、
いつものようにレース8週間前に腹筋ローラーを再開したところ、あれだけトレー
ナーに鍛えてもらっているのにやはり翌日はもの凄い筋肉痛になったのです。
「これは一体どういうことなんだ!?」

◆ランニング時に腹筋はどのように使われているのか
調べているうちに、上体起こしやジムのマシンのような、腹部を「縮める」動きの
腹筋運動と腹筋ローラーとでは、腹筋の「使われ方」がまったく正反対だった!
ということが判明したのです。腹筋ローラーを使った腹筋運動の場合、伸ばされ
切った腹筋が「これ以上伸びたら危険」という信号によって「伸ばされることを止
める」運動なのです。少し難しいですが伸張性収縮、またはエキセントリック
収縮と呼ばれている収縮です。

◆上りではなく下り坂練習の翌日に腹筋の筋肉痛が発生
では皆さんに質問です。ランニング時、腹筋はどのような役割を担っていると思いますか?
僕を含め周囲のランニング仲間の答は「走行中に膝を上げるために使われる」という認識でした。
僕はよくアップダウンのある坂道のロング走をするのですが、もしも腹筋が膝を上げるために
使われるとしたら、より高く上げる必要のある上り坂練習で腹筋が筋肉痛になるはずです。
ところが実際はまったく逆で、下り坂練習の翌日に腹筋の筋肉痛が発生しているのです。

◆ひざを上げる動きに腹筋は使われていない
実はランニングの動きの中で、腹筋は脚が後ろに流れたとき、これ以上流れては危険!
と感じた時に「反射」的に筋収縮して脚が後ろに流れることを防いでいるのです。1度そこで脚が
止まれば、あとは振り子の原理で加速度を付けながら脚は勝手に前に戻ってきます。つまり膝は
意思ではなく、後ろで止まった脚が勝手に上がってくるため、そこでは腹筋は使われていないのです。

◆ランニングで「使える」腹筋を作るには
結局、上体起こしやジムのマシンで行なう腹部を縮める腹筋とはまったく逆の、「伸ばされることを止める」
ために腹筋は使われているわけですから、縮める腹筋運動ではなく伸ばされることを止める
腹筋運動が有効なのです。ではなぜ、「伸ばされることを止める」必要があるのでしょうか。
それは上にも書きましたが、「これ以上脚が後ろへ流れては危険」だからです。ということはスロージョグ
ではあまり腹筋は使われることはないとも言えます。危険回避のために「反射」的に筋収縮すると書きましたが、
実はランニングの動きの中でも「意思」による筋収縮ではなく「反射」による筋収縮が大変多く起こっています。

◆反射力は反射の動きによって鍛えるしかない
このような反射による筋収縮のような動きは、一般的な腹筋運動では、残念ながら鍛える
ことができません。反射力を鍛えるには反射で鍛えるしかないのです。上体起こしやジムの
マシンで意思によるゆっくりの腹筋運動では到底身体を守るための反射速度を鍛えることは
できません(もちろん収縮方法が真逆でもありますし)。だからこその腹筋ローラーなのです。

◆腹筋ローラーのその他の効果
実は腹筋が伸ばされているときには同時に起立筋(腰から背中の筋肉)も一緒に反射収縮しています。
この起立筋こそが着地時の衝撃から腰を守る役割を果たしているのです。ゆっくりだと大丈夫だけれど
速く走ると腰痛になるというランナーも多いと聞きますが、それは着地の衝撃が大きくなる速い速度の
ランニングで、その速度と衝撃に見合った速度で起立筋が反射収縮していないという、収縮のスピード
不足が原因のひとつでもあるのです。

僕の周りでも腹筋ローラーをすることでランニングによる腰痛が劇的に改善した人が何人もいます。
タイムが伸び悩んでいるランナーも、伸び盛りのランナーにもぜひお勧めしたいアイテムですね。

腹筋ローラー(腹筋完全オリジナルレシピ&マニュアル&動画付き!)
腹筋ローラー(完全オリジナル8週間マニュアル&動画付き)

【付属品】
8週間でランニングに使えるバテない体幹を鍛えられるメニューを
説明したマニュアルブックがセットに
1、なぜランニングに腹筋ローラーがいいのか
2、正しい使い方、腰を痛める誤った使い方
3、スペシャルメニュー1週目~8週目
4、動きが分かりやすい動画が見られる限定URL
ご購入者だけが見られるスペシャルメソッドムービーをぜひご覧ください!

サイズ:グリップ幅30cm×ホイール直径15cm
重さ:400g
主材:ポリプロピレンホイール
グリップ:PVC(鉄芯入り)
屋内用


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