GETTA では、ランニングのための動きづくりとそのための体づくりに効果的なトレーニングが可能です。


まず、GETTA でランニング前に継続してほしいトレーニングが⼀歩⼀歩の着地の感覚の質をあげるフォワードベンディングです。
フォワードベンディングを行う前と後では、前屈の柔らかさにも⼤きな変化が⽣まれます。


トレーニングの際に、⾻盤をなるべく動かさないようにすると、そのことで仙腸関節が微細に動けるようになり、⼤腰筋のロックが外れていきます。⾻盤を動かさないことで普段多くのランナーが固定してしまっている仙⾻、仙腸関節を動かし、それによって、腿裏の硬さが緩み、⼤腰筋が機能しやすくなります。

そのため、このトレーニングを続けていくことで、今までよりも脚を⻑い感覚で使えるようになり、⼀歩⼀歩で進む距離や、地⾯からもらうエネルギーの反発が多くなっていきます。

トレーニングの⼤切なポイントは、⾻盤を動かさない、みぞおちから踵を踏み、それに対して反対の⾜はみぞおちから踵を上げる、です。

特に股関節などの⼤腰筋下部は、ストレッチなどでアプローチできているランナーも多い中で、みぞおち周りの⼤腰筋上部を活かしきれているランナーが少ない中、このトレーニングから⽣まれてくるアドバンテージは⼤きなものがあります。

フォワードベンディングだけで、重⼼を⾼くするものではないですが、⾼い重⼼を獲得しやすい⾝体づくりにつながっていきます。

【動画解説】GETTA トレーニング① フォワードベンディング



次に導⼊していきたいトレーニングが「ボーリング」です。こちらのトレーニングでは、腕振りと上体の動きの連動をつくっていきます。軸がぶれない⾛り⽅のための動きづくりのトレーニングになっています。

軸がブレないためには、強靭な体幹をイメージする⽅も多いかもしれません。ですが体幹のほかに重要な点は、着地時に⽣まれる地⾯からのエネルギーと腕の振りの⼀致にあります。
このトレーニングでは、踵に加重したときに連動する上半⾝の乗り込みと腕の振りを⾝に付けることができます。
腕振りをどうも⾛りに⽣かすことができていないと思うランナーには是⾮地道に続けて欲しいトレーニングです。

【動画解説】GETTA トレーニング② ボーリング



ランナーの⾛る姿で、特に、⼤迫傑選⼿の上半⾝のフォームをカッコいいと思ったことありませんか?
実は、この上半⾝のフォームをつくるトレーニングが GETTA トレーニングには存在しています。それが「ビジョン」です。このトレーニングによって、腰の空間がつくられた動きづくりが可能になります。


トレーニングの中で薬指を強く握りますが、薬指は強く握ることで指先から鎖⾻までのつながりを⾼めてくれる指です。

滋賀学園陸上部でも外部コーチとして動きづくりのメニュー開発をする⼀本⻭下駄GETTA 開発者の宮﨑さんによれば、男⼦⾼校⽣においては、5000m14 分台に⼊る鍵となるのがこの上半⾝のフォームになるとのことです。

⾃主トレとして「ビジョン」を地道に継続している選⼿は、⼀⽬⾒ればわかるそうです。
そうした選⼿の中には、5000m19 分台から 14 分台に⼀年で成⻑した選⼿もいるということで、地道にコツコツできるランナーに最も継続して欲しいトレーニングです。

【動画解説】GETTA トレーニング③ ピジョン