エネルギーバランスを意識レース後半に強くなる

木村　平日は朝と夜に10㎞ずつ、週末もレースや20㎞以上の距離走で月間６００～７００㎞は走っていますが、２時間50分が切れないんです。
桑原　練習量は積めているのに、結果が出ていない理由を考えると、身体のエネルギーを1段階レベルアップした状態では使えていないからかもしれません。ランニングの主なエネルギー源は糖と脂肪ですが、フルマラソン快走には、特に脂肪を上手く活用する必要があります。そこでおすすめなのが、ガルシニアという果実由来成分の「ヒドロキシクエン酸」です。
木村　セミナーを聞いてから毎日試していますが、最初に実感したのは平日の夜ラン。身体が軽く感じ、特にペースは気にせずに走っていても、キロ５分を切るくらいまで自然とスピードが上がりました。
桑原　走るのは夕食前ですか？
木村　そうです。
桑原　昼食から時間が経っている夜は血糖値が少し低目の状態。低血糖はお勧めできませんが、適度に低めの状態だったため脂肪をエネルギーとして上手に使えたことが関係しているのでしょう。
木村　12月の那須烏山ハーフでは走る１時間前に摂取しましたが、後半失速せず、イーブンペースで１時間23分20秒のシーズンベストが出せました。30㎞走で試した際も、ビルドアップしながらも余裕を残して終わるという良い練習ができました。
桑原　ヒドロキシクエン酸には、グリコーゲン（糖）の吸収スピードを速めるという報告もあります。フルマラソンに出るのなら、５日ほど前から食事と一緒に摂取しながらカーボローディングをしてみてください。