「糖」と「脂肪」、両方によい効果をもたらすヒドロキシクエン酸。実際にこれを摂取し、自己記録を4分更新し3時間2分で走った藤井さんが、その秘密をレポートします。

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従来の記録
3時間6分10秒
(30㎞以降 54分47秒)

今回の記録
3時間2分20秒
(30㎞以降 52分26秒)
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「糖」と「脂肪」に効くヒドロキシクエン酸
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藤井 10月のフルマラソンで3時間2分20秒と従来の記録を4分近く更新しました。30㎞までは5㎞平均21分39秒、それ以降は21分26秒とペースアップ。毎回終盤に失速していたので驚きましたが、その時初めて摂ったのがヒドロキシクエン酸でした。
吉田 走るための主なエネルギー源は「糖」と「脂肪」です。糖はすぐエネルギーになりますが、あまり身体に溜められません。レースで30㎞以降ふらふらになるのは、糖の枯渇が原因であることが多い。一方で脂肪は使いにくいのですが、身体に大量に溜めておけます。ヒドロキシクエン酸によって、脂肪が使いやすくなることで、勝負どころの30㎞以降に糖を温存しておくことができます。
藤井 なるほど。他にはどんな効果があるのですか?
吉田 筋グリコーゲン(糖)を吸収するスピードを早めてくれます。藤井さんはカーボローディングを行っていますか?
藤井 2~3日前から、ごはんやうどんなど、炭水化物をたくさん摂るようにしています。
吉田 カーボローディングは糖を少しでも多く身体に溜め込むための手法ですが、ヒドロキシクエン酸を摂ることで吸収スピードが早まり、より良いコンディショニングでレースに臨めるはずです。
藤井 「糖」と「脂肪」、両方に有効な成分なんですね。
吉田 例えるならガソリン(糖)車から、電気(脂肪)を併用し燃費を良くしているハイブリッドカーを目指せる成分。目標達成を目指すランナーにはおすすめですよ。

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データで実証!
ヒドロキシクエン酸のチカラ

脂肪活用の割合が高まる※1
最大酸素摂取量の60%の負荷でエアロバイクを60分間こいだ後、負荷を80%にまで上げ、疲労困憊までこぐ。縦軸の呼吸商の値(上限1.0、下限0.71)が低いほど、糖より脂肪を活用している割合が高い。ヒドロキシクエン酸を摂取した方が、その値が低い。

筋グリコーゲン回復が早い※2
最大酸素摂取量の75%の負荷でエアロバイクを60分間こいだ後、ヒドロキシクエン酸が入った食事と入っていない食事をそれぞれ摂取。3時間後の筋グリコーゲン量を測定。ヒドロキシクエン酸を摂取した方が筋グリコーゲン量が回復している。

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※1 出展「J. Nutr. Sci. Vitaminol. 48, 128-133, 2002 」
※2 出展「Bri. J. Nutr. 107, 1048-1055, 2011 」