

「こんにちは、高橋尚子です。この度シドニーマラソン親善大使の役目を、ふたつ返事でひき受けさせて頂きました。シドニーは、2000年のオリンピック・女子マラソンで金メダルを獲得した思い出の地というだけでなく、街の雰囲気、景観、澄んだ空気と青い空、とてもあたたかい人たち、そのすべてが心に強く残っています。ひとりでも多くの皆さんに、シドニーという街の素晴らしさを知って頂けるように活動していきたいと考えています。
そこで早速、今年のシドニーマラソンにゲスト参加させて頂くことになりました。シドニーマラソンは2001年の第一回大会にゲスト参加させて頂きましたが、2000年のオリンピックの時と同じように多くの市民の皆さんが声援を送って下さったことを鮮明に憶えています。シドニーマラソンはフルだけでなく、ハーフ、10キロ、3.8キロファミリー部門も設けあり、今では南半球最大のマラソン大会に育っています。シドニーの象徴であるハーバーブリッジも年に一回だけ、このマラソンレースのために開放されます。そしてゴールは世界遺産にも登録されたオペラハウス前。9月のシドニーのさわやかな風を感じながら、ひとりでも多くの皆さんと触れ合いながら走れることを楽しみにしています。」


オーストラリアは、以前パースやケアンズなどに行きましたが、シドニーは初めてで、都会できれいな街並みだと思いました。現地に到着して、テレビで見たことのあるハーバーブリッジとオペラハウスを見た時は感動しました。
レース当日、スタート会場は芝生があり、大勢人がいて盛り上がっていました。大きなスピーカーがあり、音楽やDJでにぎやかでした。日本からのツアーで、日本人の方も多数参加していていました。今回、私は招待選手扱いをしていただいたので、スタート地点では先頭へ並ばせてもらいました。男性黒人選手がとても速そうで、女性もとても細い方が数名おり、速そうに感じ緊張しました。
号砲とともにスタート!! 中間地点までは、3時間のプラカードを持った集団と走って余裕をもって走りましたが、中間地点の折り返しで10位くらいだったので遅すぎると思い、スピードアップして集団から抜けて走りました。しかし30km以降、徐々にきつくなり、40kmくらいでは3時間の集団に追いつかれて抜かれてしまいました(3時間の集団で走っていれば良かったと少し後悔しました)。つくづくマラソンは焦ってはいけないと実感。コース途中、数回折り返しがあり、後半のハイライト、ハーバーブリッジを走れたのが感動でした。その後、35km以降のきついところのコースはきつかったのを覚えています。中心部は、応援が多く嬉しかったです。給水は等間隔にあり、十分な供給でした。パワーバーなどもあり、エネルギー切れには助かりました。
ラスト500mくらいか、人垣がフィニッシュまでずっとできていて、とても沿道の応援が多く励みになりました。また、オペラハウスの近くでゴールなんてとても贅沢な気分でした。
レース中、体感温度も意外と高く、きつかったため、思うように走れず残念でしたが、日本のように湿気はあまりなく走りやすいです。暑さ対策は考えておいて普段の練習から暑さに慣らしておいた方が良いと思いました。女性で2時間50分前半くらいで走る選手は入賞4位のチャンスもあると思います。4位まで賞金も出ます。また、Qちゃんがシドニーオリンピックで走ったコースも一部走ります。ブルーラインがまだうっすらと残っているので、それを見ながら走るのも楽しいかもしれません。
レース後、フィッシュ&チップスとシーフードがおいしかったですね。観光では、ちょっと遠出して、ブルーマウンテンズ(スリーシスターズ)ツアーがお勧めです。私は、ブルーマウンテンズと動物園ツアーに参加しました。他のツアーと比べると比較的安いツアーだけあって少々解説などは少なめですが十分楽しめました。フェザーデイル動物園では、コアラを自由に触れて写真も取り放題です。タロンガ動物園の一日2回のバードショーもお勧めです。フィッシュフードマーケットで牡蠣やロブスターを食べましたがとてもおいしかったです。シドニーマラソンは、是非また行きたいマラソン大会です。
