甲南大学陸上競技部・元総監督。スポーツメーカー勤務を経てピップに入社。現在はピップ・テーピングマイスターとして日本各地を訪問。今大会でも、多数のランナーにテーピングを施した。
秋晴れの大阪市・淀川河川公園。
10月27日に開催された「大阪30Ｋ」では、今後行われるフルマラソンを目標にトレーニングしているランナー2045人が、30㎞を駆け抜けた。大会会場には、ピップのテーピングサービスブースが登場。気になる部分にテーピングをして走る参加者の姿も。さて、ランナーたちの感想は…。
この大会に参加者するランナーたちの多くは、約１カ月後に控えた「大阪マラソン」「神戸マラソン」の〝調整レース〟としてエントリーしている。
そんな時期ということもあってか、会場内のピップテーピングブースには、朝早くから長い行列ができた。「脚の痛みが心配…」「故障した部分を補強したい」。そんなランナーの悩みに応え、手際よくテーピングしたのは、あちこちの大会会場でもおなじみ、ピップ・テーピングスペシャリストの横部弘氏。スタートぎりぎりまで、希望者にテーピングを施した。
「さまざまな大会が続く今の季節、ランナーたちは気分的に戦うモードに入っています。その分、練習で無理をし、疲労をため込んだり故障を再発したりする人が続出しています。そんな時、トラブルの原因になりそうな箇所を補強し、不安な部位をピンポイントでサポートするテーピングは、ランナーたちの大きな助けになります」と横部氏。テーピングは、部分的に圧迫を強めることができるので、脚全体の血流を妨げることはない。
「特に目標レースに向けて調整するこの時期には、脚のトラブルが最小限に抑えられ、不安が解消されることで、精神的な支えにもなるでしょう」
秋とは思えないほどの強い日差しと高い気温のもと、ランナーは次々とフィニッシュ。後半スピードが落ち、ほとんど歩いているようなペースのランナーもいる中で、テーピングランナーは快走。レース後は、開口一番「ラクに走れた！」と笑顔を見せた。最後までいいペースで走り切れたようだ。
「しっかり粘着50㎜」1個付き
「スパッとホルダー」に「しっかり粘着50㎜×4.5m」1個がついたセット。テープを使い切った場合、別売りのテープのみ購入し、詰め替えができる。
オープン価格
（参考価格1,600円）
（足・ひざ・腰用）
50㎜×4.5m
最初は「スパッとホルダー」&「しっかり粘着50㎜」1個付きを購入し、その後、詰め替え用としての購入がおすすめ。
オープン価格
（参考価格1,000円）
※全国のドラッグストアなどで購入できます。
（腰・ひざ・太もも用）
75㎜×4.5m
通気性のある素材で、日常生活でも使いやすい「快適通気」。
オープン価格
（参考価格1,500円）
※こちらの商品は、テープ幅が75㎜のため、テーピングカッター スパッとホルダーは使用できません。
