マクダビッドと共に
自己ベスト達成に向け
30km走を実施。

　今年3月、フルマラソンのベストタイムを更新（3時間24分44秒）した和田未希子さんは走り始めて3年目。今、もっとも走ることが楽しく、少しでも速くなりたいと語る。

　そんな和田さんの走行をチェックしてアドバイスをくれたのは、多くの一般市民ランナーの指導を行っている松井祥文コーチだ。

「和田さんの走り方を見せていただきましたが、基本的には合格です。ひとつ言うとすれば、まだ走歴が3年と浅いこともあって、30km走で失速気味になってからの身体のブレが大きいです。改善のきっかけ作りとして、今回は股関節の左右のブレを抑えるマクダビッドの『クロスコンプレッションショーツ』を試してもらいました」

　これまで和田さんはサポートウエアを試したことはなかったが、今回の30km走で装着したところ、想像以上に安定して走れたと言う。

「『クロスコンプレッションショーツ』は見た目、締め付けられる感じがしたのですが、意外にもやわらか～い素材（笑）で驚きました。30km走ではいたら、股関節の位置が安定して、普段は痛くなることの多いひざはサポートもしていないのにまったく痛みなく走り切れました」

　松井コーチからは、メンタル面のアドバイスもあった。

「走り始めて3年くらいは多くの人が上達します。和田さんの場合もここからが課題です。女性ランナーに多いのですが、3時間半を切ると一気に3時間15分を目指してしまう傾向があります。マラソンにラッキーはありませんから、まずは20分切り、それから一つ一つ積み重ねていくといいでしょう。今回、このようなサポートウエアを試したということも、自分の身体と向き合って実力を確認するチャンスです」