この冬は、ターサージール6で限界突破
初サブスリーを目指すランナーが
ターサージールマニアの鍼灸師と対談!
「フルマラソンでいつかはサブスリー!」
そんなランナーをサポートするレーシングモデル「ターサージール」のシリーズ6が新登場。
歴代ターサージールをすべて愛用してきた鍼灸師の鈴木拓人先生と、
初めてのターサージールでサブスリーを目指す牧野英明さんが、
最新モデル、ターサージール6についてランニング対談。
「フルマラソンでいつかはサブスリー!」
そんなランナーをサポートするレーシングモデル「ターサージール」のシリーズ6が新登場。
歴代ターサージールをすべて愛用してきた鍼灸師の鈴木拓人先生と、
初めてのターサージールでサブスリーを目指す牧野英明さんが、
最新モデル、ターサージール6についてランニング対談。
市民ランナーから競技選手までが通う、むさしの整骨院院長。フルマラソンベスト2時間35分。治療家としての知識と経験をシューズ選びに活かしており、10足近くのシューズをはき分ける「シューズマニアの治療家ランナー」。45歳
セレクトショップBEAMSのオンラインショップ担当。BEAMS RUNCLUB代表。10年前から走り出し今年3月のフルマラソンで3時間5分。次のレースでサブスリーを目指して練習を重ねている。月間距離250~300km。36歳
・ サブ3.5以上の走力
・ サブスリーをいつかやりたい
・ 月間250km以上走りこんでいる
・ キロ4分台でトレーニングをしている
牧野仕事柄、様々なアイテムをセレクトして紹介する立場でランニングシューズも多くのメーカーを試していますが、実はターサージールは初めてなんです。
鈴木どんな印象ですか?
牧野第一の印象は、軽さ。サブ3.5以上のランナーをターゲットにしたカテゴリーのシューズの中ではひときわ軽いですね。
鈴木私はターサージールを初代からはいていますが、ターサージール5でミッドソール素材が「フライトフォーム」に変更になってより軽くなりました。かといってクッション性や反発力が犠牲になっていないのが驚き。100kmウルトラでもはいています。ターサージール6はその特長をしっかり継承していますね。
牧野たしかに着地したとき足裏全体にしっかりとクッション性を感じた後、地面からの跳ね返りがあります。
鈴木牧野さんは今年3月のフルマラソンにサブスリーを目指して出場したとか。どんなレースだったんですか?
牧野30kmまではサブスリーペースを切るキロ4分そこそこでいけたのですが、ふくらはぎとハムストリングスに急激な疲労がきて、それ以降はキロ5分まで落ちて3時間5分でした。
鈴木スピードトレーニングはやっていますか?
牧野トラックでの1000m×5~10本や200mのショートインターバルなど、平日の夜に週1回ぐらいの頻度でやっています。ただ2~3時間のロング走がなかなかできないんですよね。
鈴木少なくともレース時間を動き続ける練習は増やしたいですね。
牧野ただ仕事や家庭の事情でなかなか難しくて……。
鈴木セット練習を取り入れる手もありますよ。ターサージールを使って、スピード練習で脚を使ってから、1時間をレースペースで走る。脚が重くなってから粘る30km以降の対策になります。
アシックス史上最軽量のミッドソール素材「フライトフォーム」。繊維と組み合わせて強化することで、優れたクッション性が持続
アッパーの中足部に、新素材のアダプトメッシュを使用。通気性とフィット性がさらに向上している
ソールの中足部には、逆N字型の樹脂パーツを搭載(トラスティック)。安定した走りをサポートする
牧野ターサージールを使った方がいいんですか?
鈴木そうですね。ターサージールのソールは、Y字型形状のグリップ素材によって、蹴りだしの力をしっかりと地面に伝えることができる。力まなくてもストライドが伸び、よりスピードの出しやすい走りをサポートしてくれるんです。
牧野いつもと同じ感覚で走っているのですが、たしかに自然とスピードが上がります。スピードを出すのは気合だけではなくて、シューズの選び方も影響するんですね。
鈴木ある程度のトレーニング量があって筋力の土台があるひとであればぜひターサージールを試してほしいですね。普段の練習メニューにジョギングが多く、目標タイムがなかなか切れず悩んでいるランナーに、あえてターサージールのようなレーシングモデルを勧めることもありますよ。
牧野手元のGPSウォッチでの計測では、キロ4分で走ったときストライド幅が170cmでした。
鈴木身長(188cm)から考えると、トレーニングを継続することでもっと伸ばせるはず。走り方次第でより身長に近づけるはずです。
牧野ターサージールを使って走りをサブスリー仕様に改良したいと思います。
鈴木ちなみに、ターサージールクラスのレーシングシューズは、新品の状態が機能的にはもっとも優れています。タイムを狙う本気の勝負レースのときは、30km走を2本くらいで足慣らししたシューズが、フィット性も、グリップ力もクッション性もいい状態でレースを迎えることができますよ。
Y字形状によって蹴りだす方向にグリップ力を発揮する「デュオソール」は、力強いストライドをサポートしてくれる
甲を締める部分を「細く硬く」することでより強いホールド感が得られる「パワーホールドシューレース」を採用。足が包まれるようなフィット感