体幹
【 たいかん 】
体の幹、すなわち身体の中心の意で、腹筋、背筋を含む胴体の部分を指す。体幹には背骨や骨盤を支え、身体の重心を保つ重要な筋肉がたくさんあり、これらの筋肉を鍛えることによって、走行時にスムーズな体重移動が可能になる。
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体脂肪
【 たいしぼう 】
余分なエネルギーが脂肪に変化して体内に蓄積されたもの。大きく分けると皮下脂肪と内臓脂肪に分けられる。体脂肪1kgで約7000Kcalのエネルギーを貯蔵しており、生体活動はもちろん、ランニング時のエネルギー源として利用される重要な要素。しかし、必要以上に蓄積されていると肥満となり、フルマラソンのタイムにも大きな影響を及ぼす。体脂肪を1kg減らすと、フルマラソンで約3分の記録短縮が可能という説もある。
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タイムトライアル
【 time trial 】
全力もしくは全力に近い状態で走る実践的練習。日頃のトレーニングの成果や度合を確認するためにも、記録の向上を目指すランナーは、日頃のトレーニングに定期的にとり入れるのが望ましい。
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脱水症状
【 だっすいしょうじょう 】
体内の体液(水分、電解質)が発汗や下痢、水分摂取の不足などで欠乏する状態。体重の3%以上の発汗で身体能力が著しく低下する。だるさ、頭痛、吐き気などの症状が出るが、さらに進行すると意識を失うこともある。ランニング中は発汗によって、大量の水分が失われるため、十分な水分補給が必要。フルマラソンのレースの場合、給水所ごとに、走ることに支障をきたさない量を、できるだけ飲むことが理想で、具体的には15〜20分ごとに100〜200mlくらいの量を摂取するのがよい。
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遅筋
【 ちきん 】
持久能力にすぐれた筋線維。マラソンなど、長時間にわたる運動時に使われる筋肉で、その筋肉の色から赤筋ともいわれている。遅筋は筋肥大しにくい筋肉だが、疲れにくく、マラソン選手などはこの遅筋が発達している。遅筋を鍛えるにはジョギングなどの有酸素運動が効果的といわれている。
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チャンピオンチップ
【 Champion chip 】
オランダに本社のあるチャンピオンチップ社が開発した、タイム計測用小型発信器。世界の主要レースはもちろん、日本国内でも約300大会で使用されている(日本ではRCチップと呼ばれている)。チャンピオンチップを装着したランナーが、スタートやフィニッシュ地点に設置されているマット状のアンテナを通過すると、アンテナから発信されている微弱電波(磁気)が、チップに登録されているコード番号を読み取ると同時に時間を記録する仕組み。このシステムにより、ネットタイム(スタートライン通過からフィニッシュライン通過までのタイム)の記録計測などが可能となった。
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超回復
【 ちょうかいふく 】
ランナーが、強度の高いトレーニングを行うと、疲労状態に陥り、一時的にランニング能力は低下する。しかし回復期間を設ければ、トレーニング前の水準を超える回復(心肺機能や筋力の向上など)が起こり、ひと回りレベルアップすることができる。このような現象を超回復と呼ぶ。十分な回復期間を設けずに、再び疲労度の高いトレーニングを行うと、コンディションは低下する一方となり、これが繰り返されると「オーバートレーニング」という症状となる。フルマラソンのトレーニングでも、強度の高いトレーニング後には、十分な休養をとることが大切と言える。
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腸脛靱帯
【 ちょうけいじんたい 】
腸骨という骨盤の骨と、脛骨というすねの骨とをつなぎ、ひざの外側を支えている靱帯で、腸骨と脛骨をつないでいることから腸脛靱帯の名前がある。ここに痛みが出ることを腸脛靱帯炎といい、ランニング障害でよく見られる。多くの場合、ひざの外側に痛みが出て、トレーニングを続けると症状が悪化することが多い。痛みが治まらない場合は軽くなるまで、炎症を抑え、休むことが必要。
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調整(テーパリング)
【 ちょうせい(tapering) 】
レースで、自分の持てる力を最大限に発揮できるようにトレーニングを調整すること。事前の準備段階で、トレーニング量を抑えたり、休息を入れたりする。トレーニング量を減少させるという方法ではテーパリングと呼ぶ。マラソンのトレーニングの大きな流れとして、10〜12週間の強化期の後に数週間の調整期間を設けてレースに臨むことがある。こうした調整がコンディションを向上させ、最高のパフォーマンスが発揮されるといわれている。市民ランナーがマラソンに出場する場合も、走り込みやスピード練習で走力を増しても、疲労を蓄積したままではレースで活かせないため、調整はレースで成功をおさめるための重要な要素のひとつ。
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通勤ランニング
【 つうきんらんにんぐ 】
文字通り、自宅から会社、もしくは会社から自宅までの通勤時間を公共交通機関や自動車などを使わずに走って移動を行うこと。トレーニング時間が確保できないサラリーマンにとっては、走行距離が延ばせる、通勤ラッシュのストレスから解放されるというメリットがある。
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ドーピング
【 Doping 】
スポーツ選手が薬物やその他の物理的手段によって競技成績を上げようとする行為。IOC(国際オリンピツク委員会)などにより禁じられている。ドーピングは薬物投与による薬物ドーピングと事前に血液を抜き取り、赤血球の少ない状態を人為的に作った上で再度輸血を行う血液ドーピングがある。ドーピングは違反した本人だけでなく、これらを勧める行為や隠蔽する行為も処罰の対象となる。
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トラック
【 track 】
(1)陸上競技で使用される、2つの曲線と2本の直線をつないで作られた競走路のこと。トラックを走る際は通常は時計と反対まわりに回る。1周は400mのものが普通だが、それ以下のものもある。 ←→ フィールド
(2)(1)を使う陸上競技の総称。
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ドリル
【 drill 】
繰り返して行う練習のことをいう。ランニングのフォームや筋力アップ、動きづくりにおいて効果的とされている。
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トレイルラン
【 trail running 】
トレイルランニング。直訳すると「小径(不整地)走」。クロスカントリーとの明確な区別が難しいが、トレーニングを目的とするよりも、冒険的な刺激やリフレッシュを目的として行うケースが多い。フルマラソンの夏場のトレーニングとして、暑さを避けて走り込むのに適しており、トレイルラン専用のシューズも販売されている。
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トレッドミル
【 treadmill 】
ランナーの進行方向とは逆回転しているベルトコンベア上を走る機械で、室内(小スペース)でランニングが可能となる。ルームランナー、ランニングマシンなどとも呼ばれる。ペースや距離が確認しやすく、天候に左右されない等のメリットに対して、景色が変わらないなど単調になり飽きてしまう、などのデメリットもある。
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