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これから走る方へ

タバコは? 睡眠不足は? ランニングにNGな生活習慣


タバコが好きなランナーもいますが、タバコはランニング能力の低下につながります。

ランナーは、呼吸で取り入れた酸素を、血液中のヘモグロビンと結合させて全身の細胞まで運んでいきます。この酸素は、走るためのエネルギーを作り出すのに使われるので、酸素を運ぶ能力が高ければ高いほど、速いペースで走り続けられるということに繋がります。

タバコを吸うと、一酸化炭素が肺に入ってきます。するとヘモグロビンの5~7%が酸素ではなく一酸化炭素と結合してしまい、その分だけ酸素運搬能力が低下します。これは、そのままランニング能力の低下につながるのです。

またタバコの煙は、肺にも直接ダメージを与えます。肺は、肺胞という小さな袋の集まりで、この袋が枝分かれして細くなった気管支の先端についています。肺胞には毛細血管がからみついていて、ここから空気中の酸素が血液中に入り込みます。ところが、長期にわたって喫煙していると、肺胞の入り口がつぶれてしまい、肺としての機能を果たさなくなってしまうのです。やはり、ランナーなら禁煙したいですね。

また、睡眠不足とランニングの関係はどうでしょう?

レース前夜、緊張して眠れなかったということはよくあります。しかし、このような睡眠不足は、翌日のランニングにほとんど影響を及ぼしません。特に、ベッドで横になっていた場合には、たとえ目が覚めている時間が長かったとしても、身体は寝ているとき同様に休めていると言われます。

ただし、深夜まで遊んでいたり徹夜で仕事をしていたりするなど、夜間に十分身体を休ませていない場合は、疲労が蓄積し、判断力も落ちます。その状態でのランニングは思わぬケガやトラブルを招くので避けたほうがいいでしょう。もしレース前夜に緊張や興奮、不安などでなかなか寝付けない場合でも、おとなしく布団に入っていればOKということです。


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