これから走る方へ
いつ走る?どこを走る?問題をクリア!
いつ走る? 「走る時間」をつくる方法は意外にある!
いつ走るか? を考えることは、その前後の生活や食事、就寝時間などにも意識が向き、張りのある生活に変わることにつながります。
平日の朝晩や休日に家から着替えて近所を走る時間を作っている人はもちろん、なかには着替えを持参して通勤や買い物などの日常生活の移動機会を「走る時間」に替えている人もいるのです。
●たとえばこんな悩みがあったら・・?
○残業もあり運動時間がとれない…
⇒残業や夜の飲み会が多い人は、朝走るほうが続きやすいはず。通勤ルートにランニングを組み込んでみるのも手です。短い距離なら車を使わずランニング。ひと駅前で降りてランニング。会社の昼休みを利用するのも◎!
○昼間だとご近所の目が気になる…
⇒少し離れた町まで行ってコースを見つけましょう。いかにもなランニングウエアではなく、普段着としても着られるようなウエアもありますので活用を。
○家事に追われて時間が取れない…
⇒早寝早起きで朝の時間を捻出すると時間管理がうまくなります。ショッピングや役所などの用事の行き先までをルートにするのも良いでしょう。
○週末は家族サービスしないと…
⇒家族も巻き込んでみましょう! 公園など一緒に遊べる場所に行く、お昼を準備して、ピクニックを兼ねるのも良いですね。
☆ランナーズマイスター Dr.
宮川アドバイス!
長続きさせるポイントは無理がないこと、楽しいこと。汗をかく運動量になってきたら、銭湯やランニングステーションを拠点にすると、荷物を置くことができて便利です(駅のコインロッカーを利用する手も!)。
次に、距離を意識するようになると、走る目標ができます。河川敷や競技場には、距離表示があることも。地図の縮尺を頼りに地図上で距離を測ると意外と正確ですよ! スマートフォンのGPS機能を使ったランニング用アプリが無料でダウンロード可能です。距離が長くなると誤差もでますので参考程度に。コースを車で走ってみて、車の距離メーターの表示で判断することも可能ですね。
同じところを回るコースの場合には、スタート地点に飲み物などを置いておくことができるので便利です。
練習中に、当初の目標の距離を変更するのも簡単。逆に、飽きないためにはスタートとゴールが異なるコースをチョイスする方法があります。
「いつ走るか」に正解はありません。自分の生活時間優先に考えましょう。どうしても時間のやりくりがつかなかったら、10分、20分を積み上げる「細切れランニング」はどうでしょう? 要は、やる気の問題です!!